【金を買うなら】 金の現物投資
金投資には金の現物を買う「現物取引」と、金の先物の売買をする「先物取引」があります。
「現物取引」の場合は、現物を手に入れて投資しますので、レバレッジ(借入金を用いて、現金よりも大きく取引を行うこと)がかかりません。
また、金の現物取引の場合は、追証やMC(マージンコール)のような強制決済もありませんので、比較的リスクが少ないのが特徴です。
金取引には、「積立購入」と「スポット購入」の2種類の買い方が存在します。
積立購入は、価格の上下動に強いのが特徴です。
(購入単価を平均化することが可能です)
【毎月少しづつ金を購入する】 金の積立購入の特徴
毎月のお給料は少ししか無いけれど、その中から毎月少しずつ金を買いたい場合には、純金積み立てが良いのではないかと思います。純金積み立ては、給料の中から月に1万円とか2万円とか、小額ずつ買い増しが出来る金の購入方法です。
毎月、小額ずつ積み立てていくタイプの購入法は、「ドルコスト平均法」と呼ばれています。
この方法ですと、月々の平均で購入することが出来るため、一発買いの「スポット購入」よりも、高値つかみを起こしにくくなります。
ただし、大幅に金価格が下落して値段が元に戻らなかった場合には、ドルコスト平均法でも大穴を開けてしまう事になりますが、この場合もスポット購入で一発買いをするよりかは、はるかにリスクを軽減することが可能です。
【ドルコスト平均法の具体例】
- 1月 300$/1オンス
- 2月 450$/1オンス
- 3月 500$/1オンス
- 4月 350$/1オンス
平均価格 = 400$/1オンス
【金価格が大幅に値下がりしまった例】
- 1月 300$/1オンス
- 2月 450$/1オンス
- 3月 100$/1オンス
- 4月 150$/1オンス
平均価格 = 250$/1オンス
【あんまりお金は無いけれど】 小額の金を購入したい
金の地金を購入するのはちょっとお金がかかりすぎ。しかしながら、毎月少しづつ購入するのはちょっと嫌。そういった場合には、金貨の購入でも良いのではないかと思います。
昔は通貨として使用されていた金貨ですが、現在は通貨としては使用されていません。
しかし、資産価値はありますので、小額の金を購入する場合には金貨の購入でも良いのではないかと思います。(現在は、メープルリーフ金貨などが販売されています。大変美しい装飾がなされており、現在はアクセサリーとしても加工されているようです)
ただし、金貨の場合は、保存状態などによって、大幅に値下がりしてしまう恐れがあります。
保管や管理などには充分にお気をつけ下さい。
【多額の金を購入したい】 金の地金
地金とは、早い話が金の延べ棒です。
重さによって、どの金額の金の延べ棒を購入するのかを決めることが出来ます。購入(&売却)する地金の個数によって、手数料も変わりますので、その点には注意された方が良いのかもしれません。
多数の重さの軽い地金を購入するのでしたら、少しづつ売却することも可能ですが、少数で思い金の地金を購入するのでしたら、一発で換金されてしまいますので、金を売却するときの事も考えながら、金を購入した方が良いのではないかと思います。
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