株価とPERについて
以前、BBSにてぽじずれさんに話題を提供していただいた、日経平均や各銘柄・業種のPERと株価や指標についての関連性について、ちょっと表にしてみました。
なお、この表についての解説についてのご指導・ご鞭撻をいただきました「はっぴいえんど」さんに心から感謝いたします。
↓のチャートは、日経平均と東証一部連結PERの推移です。
※1 PERは、株価をEPSで割ったものです。(PER=株価÷EPS)
PERを割り出すために使用される※2 EPSは、一般的には、今期の予想値を使用します。また、このような指標などから、債券と株、どちらに投資した方が得なのか計るための指標、※3 イールドスプレッドや、現在の株が割安か割高かを計るための※4 イールドレシオがよく利用されるようです。
補足 |
※1 PER(Price Earning Ratio) ※2 EPS(Earnings Par Share) ※3 イールドスプレッド 現在の株が割安か割高かを計るための指標です。 イールドレシオ = 長期国債利回り ÷ 東証一部の益回り(PERの変形) |
↓は、トヨタ株とトヨタ株のPERを重ねたチャートです。
予想利益が変化しない場合、株価とPERは連動しますので、株価の上昇とPERがピタリと一致します。
↓は、東京三菱FG株と東京三菱FG株のPERを重ねたチャートです。東京三菱FGに関しては、予想利益の変更があったため、PERが一気跳ね上がった時期がありました。
↓の表は、10年間のトヨタの株価とPERの推移です。
1994年から2000年までは、PERが25〜45の間で推移しています。
2000年の3月にピークを迎え、PERは下落していきます。
2000年3月から2002年の4月までは、株価とPERはほぼ連動して下落して推移していきます。2002年4月にPERが底打ちします。
その後、PERは若干の上げ基調ではありますが、ほぼ横ばいのPERで推移していきます。
広告