【根本的な解決策】銀行が生まれ変わればみんながハッピー
銀行のお仕事を変える
銀行を便利で無料か格安で使える振込みや引き落としのできる便利な金庫と信じて疑わない人が多いです。
でも、銀行はそのサービスを提供するために、大半を安全資産で資金運用する必要があります。
ですので、銀行のお仕事の一部を変更してしまいます。
1. 有料の金庫になる
無料の金庫ではなく、貸し金庫のような有料の金庫にします。
金庫の利用者が年間の口座管理手数料を支払います。
(これをすると、山程の口座を持ち、幽霊口座状態になっている個人や法人の口座の整理整頓も進むのではないかと思います)
また、保管できる金額に上限を儲け、「これ以上は無理、これ以上の金額を預けるのであればプレミアム会員になってね。(^∧^) 」と言うふうに、金庫として使用する場合にも制限を儲けるのもありかもしれません。
2. リスク投資や運用でもOKな場合は口座管理手数料は無料
マイナス金利かマイナス金利ギリギリのゼロ金利近い国債とか社債投資しか許さない場合は口座管理手数料が取られますが、金利手数料をとれるリスク投資や運用にお金を回しても良い場合は、口座管理手数料は無料か利子付きにします。
その代わり、元本割れのリスクがあります。
(500万円程度までなら、保険で補填してもらえる制度にするのはありかも)
3. 銀行を日銀の金融緩和に使用するのをやめる
異次元的な大規模金融緩和などを行ってしまうと、金融機関がその荒波でもみくちゃにされ、ヘタするとドボンしかかってしまいます。
ただでさえお金余りで困っているんです。
そこにきて、さらにお金を注ぎ込まれても困るんです。
ですので、日銀は銀行から国債を買い取ってお金を銀行に渡すことでお金の量をコントロールするのではなく、政府から国債や歳出のお金を直に引き受けます。
これで、銀行は お金余りの恐怖 で(((゙◇゙))) ブルブル震えなくても良くなる可能性がより高くなりますし、日銀の当座預金に金融緩和したお金がブタ積みにされて、銀行だけがウマウマすることもなくなります。
ただし、多分これは法律の改正が必要です。
(財政法第5条)
あと、「財政ファイナンス目当てだろ!o(`ω´ )o」「さては借金を日銀にツケ回しするつもりだな!(`◇´メ)」「戦後の日本のデフォルトを忘れたのか!(▼ヘ▼#)」「ジンバブエ!ジンバブエ!(#`Д´)」などと言う声と戦う必要があります。
4. 為替取引はそのまま
為替取引はそのままで良いと思います。
が、上記のことをした場合、大量のお金が銀行から流出してしまう可能性もあると思いますが、そうなった場合、銀行は今よりもかなり規模を縮小して、こじんまりとした小さい会社になることかと思います。
そして、その力もかなり失うのではないかと思います。(´-_-` )
【銀行のお仕事を変える】
1. 有料の金庫になる
2. リスク投資や運用でもOKな場合は口座管理手数料は無料
3. 銀行を日銀の金融緩和に使用するのをやめる
4. 為替取引はそのまま
銀行の名前を変える
上のような、銀行のお仕事をかなり変えてしまった場合、そのまま○○銀行とか△△銀行などと言う名前のままだと、ある意味『 誤解 』を与えてしまう可能性もあるのではないかと思います。
「ああ、○○銀行ね。銀行はお金預けるの無料だったわよね。お金預けなきゃ、お金。(´ω`)」
【名前案】
(投資とか融資で利回りを稼ぐがリスキーな会社の場合、名前に投資とか融資と言うのを入れる)
- ○○資産管理株式会社
- ○○資金保管株式会社
- ○○投資運用株式会社
- ○○資産保全株式会社
でも、これだとガチで日本語過ぎて、利用者がドン引きしてしまう可能性もあるかと思いますので、ここは、
- アセット・マネージメント
- ファンド・ストレージ
- インベストメント・マネージメント
- アセット・セーフ
などの横文字が良いのではないかと思います。
そしてさらにこれを略して。。。
- AM
- FS
- IM
- AS
などなど。
さらに二文字だとあれなので、『日本の』と言うのをつけ、
- JPAM
- JPFS
- JPIM
- JPAS
などが良いように思います。
でもって、もし金庫代わりにお金を預け入れるのであればジェーパス(JPAS)、投資運用してリスク享受する場合の金融機関の場合には、ジェイピム(JPIM)なんかが良いのかなあと、個人的には思います。(^.^
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後の方の銀行の生まれ変わり云々の銀行改革の話は、顧客との契約が絡むだけにかなり難しいことです。
ですので、当面できることと言えば、日銀が国債や日本政府の歳出をそのまま直に受け入れるってことくらいなのかなと思います。
ただし、銀行はもうすでにそのかなりの御役目を失いつつありますので、長い期間はかかるとは思いますが(10年とか20年とか言う期間)、金庫会社としての生まれ変わりを果たす必要はあると思います。
今は新たな時代の始まりの時期にあり、大胆な制度や経済の仕組みの変更が必要な時代に差し掛かっているように思います。
次ページ
銀行の苦境の原因の一つにもなった異次元金融緩和(黒田バズーカ)の限界とマイナス金利についてです。
前ページ
広告