【摩訶不思議】 見えるものと見えないもの
人間は普通、見聞きしたものをそのまま受け取ったり記憶したりすることはしません。
耳から入った言葉や目から入った言葉は、一旦、頭の中のフィルターでろ過されてから、頭の中に取り込まれて記憶されるのです。つまり、フィルターでろ過されてから頭の中に入ってきた映像や音声が、自分の見聞きした物事なのです。
株の世界でも先物の世界でも為替の世界でも同様です。
チャートや指標は、様々なことを物語っています。
でも、人間は見聞きしたそれらの情報をフィルターにかけて、自分が無意識のうちに知ろうとしているものだけを見聞きしようとします。これでは折角の儲けるチャンスや逃げるチャンスを逃してしまうことにもなりかねませんので、自分の見える言葉だけではなく見えない言葉も敢えて見ることが大切であるように思います。
見えないものを見る方法
日常生活ではともかく、株や先物や為替の世界では見えなかった・気付かなかったではすまなくなるケースもあるかと思いますので、この点についてはぜひ克服しておきたいところであるかと思います。
そこで、ついつい見聞きするものにフィルターをかけてしまう癖を克服するために、私が行っている方法をご紹介したいと思います。(特に、kabuスコープなどで機械的に抽出された銘柄については、先入観を持たずに抽出された銘柄ですので、私は結構重要視しています)
- チャートを逆さにしてみる (関連ページ 【視点を変えよう】チャートを逆さにする)
- 単純に数値化されたスコアを見てみる (カブドットコム証券の株スコアなど)
- 機械的に抽出された銘柄を買う (kabuスコープで買いシグナルの出た銘柄を買う)
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