【誰がやっても】 首相と株価について 【同じ?】
日本の首相については、よくこんなことを言われます。
それは、『首相なんて誰がやっても同じ』 と言う事です。
果たしてその通りでしょうか?
それを確かめるために、小泉政権以降の首相と株価について調べてみました。
上のチャートは、小泉政権以降の首相と日経平均株価のチャートです。
小泉政権時は、歴史的な好景気と言うこともあり、2003年以降は概ね好調でした。
その後、サブプライムショックが発生し、バブル崩壊で株価は大暴落しました。
という訳で、福田政権時の株価は概ね下落したのでした。
その後、麻生政権時に相次いで景気対策を実行したり、世界的な景気対策効果により、日経平均も世界の株価もリバウンドしたのでした。
その後、鳩山・菅政権の時期には株価は保ち合いを続けました。
ただ、これだと世界の景気に沿って動くだけで、首相にはあまり関係ないような気もしなくはないですので、今度は、NYダウと日経平均と小泉政権以降の日本の首相について調べてみました。
(右の目盛は、上が日経平均 20,000円・NYダウ16,000$で、下が日経平均 5,000円・NYダウ6,000$です)
すると、鳩山・菅政権の頃から、NYダウと日経平均の間に大きな乖離ができてしまったことが確認できました。
と言うわけで、株式投資をするのであれば、世界的な景気を読むことも大切ですが、日本の首相が誰になるのか、その首相はどんな経済・景気・株価対策をしようとしているのかを考えつつ、株式投資をすれば、よりリスクを減らせるかと思います。
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