【証券】 10年間の株価の歴史

コチラのページでは、10年間の株価を見ることで、超・長期塩漬け(古漬け)が可能かどうかを考えてみたいと思います。(この場合、日本国のデフォルトや、関東大震災や戦争やチェルノブイリ級の原発事故が起こらなかったら・・・という前提で考えたいと思います)

【手数料収入でウハウハ?】 証券株を観察する

証券株といえば、近年の株式相場の盛り上がりで、手数料収入がすごいことになっているかと思います。しかし、株価の推移は各社マチマチな様子です。

↓のチャートは大和證券のチャートです。
2000年のハイテクバブルの頃には非常に株価が上昇しました。
さらに1996年の株価が高かった時期も同様に、株価は高値をつけていました。
しかし、近年の株式市場の活況ぶりに比べると、大和證券の株価はいささか弱い感じがします。最近はより手数料の安いネット証券を利用される方が多いためなのかもしれません。



ちなみに↓のチャートは日興コーディアルの株価です。
ほとんど大和證券と同じ株価の動きをしています。
(重ねてみると、ほとんど同じように重なるかと思います)



↓は、野村證券のチャートです。
野村證券も、上の二つの証券会社と比べて値動きは荒いものの、ほぼ同じような動きをしています。



↓のチャートはUFJつばさ証券のチャートですが、コチラの方は、レンジ相場のような動きになっています。大底は200円程度。大天井は800円程度。
(近年は600円で頭打ちをしてしまっていますが・・・)UFJつばさ証券ですと、200円の大底のときに仕込んでおくと損失は少ないような気もしますが、この株、忘れてはならないのが、三菱証券との合併のお話があることです。せっかく大底の読みやすい株だったのに、少々残念です。



↓のチャートは松井証券のチャートです。
ほぼ「 J 」の字に株価が急騰しています。
ネット証券ならではの株価なのかもしれません。
大和證券や野村證券などの古参証券会社には見られなかったような、株価の急騰がみられます。



ちなみに、↓のチャートはEトレードのチャートです。
株価を上場してから間もないですが、ほぼ「 I 」の字に株価が急騰しています。
しかしながら、最近は急落。
逆「 V 」の字っぽい値動きをしています。



証券会社を何社か見てみましたが、最近のネットトレーディングブームの恩恵に与れているのは、ネット証券が主なようです。
古参証券会社の株はほとんど浮上しておらず、近年のネット証券の状態が良くわかります。

今後の相場の状態によっては、ネット証券の株価も大きく動くでしょうから、ネットトレーディングの盛り上がりがどうなるか、今後もさらに注目してみたいと思います。

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