【機械】 10年間の株価の歴史

コチラのページでは、10年間の株価を見ることで、超・長期塩漬け(古漬け)が可能かどうかを考えてみたいと思います。(この場合、日本国のデフォルトや、関東大震災や戦争やチェルノブイリ級の原発事故が起こらなかったら・・・という前提で考えたいと思います)

【しっかり】 機械株を観察する

↓のチャートは、オークマのチャートです。
2003年に底を打ってあげています。
現在は1998年のあたりの株価まで戻しつつあります。

底値から見ると株価が3倍になったとは思えないほど、しっかりした株価です。
この先、1000円台まで回復していくのかどうかが今後の注目点だと思います。
(戻るかなぁ・・・)



↓のチャートはコマツのチャートです。
こちらもかなりしっかりとしたチャートです。
こちらも、1998年の株価には戻しています。

底値からは倍の値段になっています。元々、500〜600円が底だったことを考えると、500円台でコマツをGETできれば、そこそこ大丈夫な気がします。



↓はクボタのチャートです。
1998年から2003年のレンジ相場から抜け出し、更に上を目指して爆進中です。
700円台のすっ高値で掴みさえしなければ、大丈夫であったと思います。
今後はさらに上を目指すのか、このあたりでレンジ相場でモチモチするのか、注目したいところです。



↓はダイキン工業の株です。
地味ながら着実に株価が伸びてきているかと思います。
10年間大きく値を下げることが無かったので、とりあえず大損をした人はいないものかと思われます。ただし、どの辺りが天井なのか判断しにくいところが難点かもしれません。

下げトレンド入りするのがいつになるのか・・・少々難しい株であるかと思います。
(案外、このままずっと下げトレンド入りしなかったりして・・・)



↓のチャートは住友重工の株です。
力強い値動きをしています。
大底は2003年でした。

この時期に住友重工の株をGETされた方、おめでとうございます。
現在は10年来の高値をつけておりますので、天井つかみが少々怖いところではあります。
(一体どこまであげるのやら・・・)



【残念】 上げることがなかった機械株を観察する

最後に・・・三菱重工の株を観察してみたいと思います。
他の機械株と違い、三菱重工は下げたまま、ほとんど株価が上昇していません。
2003年を期に上げなかったわけです。

ここから出遅れ株としてあげ始めるのかは分からないですが、他の機械株のようにあげるのでしたら、ここでGETしておくと美味しいかもしれません。
しかしながら、ここまで出遅れているちゃんとした理由があるのであれば、買うのは差し控えた方が良さそうです。そうでないと、さらにこのままズルズル下げてしまうかもしれません。



中国特需のおかげかはわかりませんが、機械株はほぼ好調な様子です。
現在高値圏にある株が多いことから、ここから下げトレンド入りしてしまうと、結構痛い事になる可能性もあるのかな・・・などとぼんやり考えてしまいました。

しかしながら、不況での大底がどのくらいで、景気が回復するとどの程度まで上げる可能性があるのかの目安にはなるかと思いますので、今後参考にしていきたいと思います。

それはそうと、私はクボタを308円で持っていたことがあるんです。
今まで持っておれば、資産をほぼ倍に出来たわけです。
しかしながら、その当時は財務状態もあまりよくなかったみたいですので、なかなか怖くて持ち続けることが出来なかったわけです。

株というのはおかしなもので、そういうときこそ仕込み時であったりするわけです。
ここで問題なのは、クボタのように華々しく復活した株と、復活しなかった株があるわけです。

どのような理由があって上げたのか、はたまたどのような理由があって上げなかったのか、その理由がわかれば、今後再び下げトレンド入りをして大底を打った時に、どの株を買っておけばよいかの目安になるかと思います。とりあえず、三菱重工を見る限りでは、旧財閥系が上げやすい・・・ということだけはなさそうです。


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