【烏龍茶】 台湾の飲み物について 【紹興酒】

台湾のお酒について

台湾では紹興酒がよく飲まれてるみたいです。
あと、台湾ビールなんかも飲まれているようで、ビールを注文すると、台湾のメーカーのビンビールが出てきたりします。
(一度だけ、キリンビールを選択できるレストランがありましたが、それ以外は台湾のメーカーのビールが出てきました)

台湾ビールを飲んだ方に台湾ビールの味について訊いたのですが、どうやら台湾ビールは日本のビールと比べてスッキリ感が少ないようです。
ですので、日本のスッキリするビールだと期待して飲むと、ちょっとガッカリしてしまうらしいです。

ちなみに、日本では食事をしながらビールを飲んだり日本酒を飲んだりしますが、台湾では飲む時は飲む、食べる時は食べると言う形で分けて楽しむようです。
(複数のお店に梯子する形で)

と言うわけで、今回のツアーで初めて紹興酒を飲んでみたのですが、紹興酒の香りは、烏龍茶とハッカを足して二で割ったような香りで、味はかなり強いクセとコクがあります。
(うまく表現できないですが…)

飲み方は、ストレートでグビグビやるよりも、砂糖梅干(台湾の梅干は梅を干した甘いお菓子です)を入れて、甘くして飲むのがメジャーっぽいです。

ちなみに、レストランで紹興酒に入れる砂糖や梅干は有料だったりしますので、予め砂糖や梅干が無料か有料かを確認してから頼んだほうが無難かもです。
(今回のツアーでは、無料かと思ってたら有料だったので、ちょっと驚きました)

あと、紹興酒は一杯ずつ注文することができませんでした(一瓶単位での注文しかできなかった)ので、同じ円卓のテーブルについた方々と共同で注文しました。


台湾の烏龍茶について

今まで私は中国本土でしか烏龍茶は作られていないと思っていたのですが、実は台湾でも烏龍茶プーアル茶が作られており、高速道路を走行中には茶畑を見ることもできました。



一般的に、日本で売られている烏龍茶は中国産のものが多いのですが、大塚製薬の天空烏龍茶などは、台湾の烏龍茶を使っているらしいです。
(大塚製薬の社員さんらが集団でやってきて、台湾のどの烏龍茶を使うのかなどを吟味していたらしいです)
あと、通販やデパートなどでは台湾の烏龍茶で有名な凍頂烏龍茶なども手に入ります。

この凍頂烏龍茶と言うのは、非常に上品で香り高い烏龍茶です。
凍頂烏龍茶の色は黄金色で茶葉の色は緑と茶色の中間の色をしています。

色々と調べてみると、高級な凍頂烏龍茶の茶葉は、一枚の茶葉がキャベツのように丸く綺麗に巻かれ、お徳用の安価な凍頂烏龍茶は、一枚辺りの茶葉の大きさが小さく、細長い形をしています。
(私が買ってきたのはお徳用の安いヤツですが・・・。^^;)

凍頂烏龍茶の味は、緑茶と香り高い烏龍茶と紅茶の中間のような感じです。
そのため、烏龍茶の味や香りが苦手な日本人でも飲みやすく、台湾人だけではなく、日本人にも人気がある烏龍茶です。

と言うわけで、台湾のお茶販売所を見学に行った際に、(お得用ではない)凍頂烏龍茶を飲んでみたら、その烏龍茶の香りがすごくて驚きました。
何でも、そのお茶の販売所のある烏山付近は、烏龍茶やプーアル茶の名産地なんだそうです。


台湾の烏龍茶について

烏龍茶の淹れ方

1.水を沸騰させる (熱湯でないと香りが落ちる)
2.熱湯を急須に入れ、急須を温める
3.急須の熱湯を捨てる
4.急須に烏龍茶の茶葉を入れる
5.急須に熱湯を入れる
6.一回目の烏龍茶を別の容器に入れて取っておく
7.急須に熱湯を入れる
8.『6』 で取っておいた烏龍茶を 『上蓋を閉めた急須』 にかける
9.湯のみに烏龍茶を淹れる (1回目の烏龍茶完成)
10.空になった急須にお湯を淹れる
11.湯のみに烏龍茶を淹れる (2回目の烏龍茶完成)

以下、10から繰り返し


販売所の方の話によると、この方法で8回ほど烏龍茶を淹れれるそうです。
(説明書には5回と書かれてありましたが… (^^ ;)

実際にこの時に買った烏龍茶で8回入れましたが、飲めることは飲めますしそこそこお茶の色も出ていましたが、8回目だと香りも味も薄く、ちょっと出がらしっぽかったです。


 ⇒ 少し曇った香り・味もイマイチ
 ⇒ 香りが最高
3〜5 ⇒ 香りも味もおいしい
6〜8 ⇒ 出がらしっぽいけど飲める


あと、1Lのポットに烏龍茶の茶葉を入れてお湯を注いで烏龍茶を淹れてみたんですが(茶葉をお湯につけっぱなしで放置)、えぐみが出たり香りがダメになってしまったりしてあまり美味しくなかったです。
と言うわけで、ちゃんと一回一回急須で烏龍茶を淹れたほうがよいようです。

それと、一杯目を上蓋を閉めた急須にかけることになっていますが、一応飲むことはできます。
でも、一杯目の味や香りはさほど美味しくはなかったです。
と言うわけで、やはり一杯目は急須を暖めるために使う方が美味しいかもです。

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