【オペラ談】 姫じゃないのに椿姫 その2
椿姫のあらすじ
実は わたくし、椿姫のオペラを見るまでは、椿姫って言うのは「どこかの国のお姫様」だと思っておりました。(椿姫がお姫様だって〜 基礎知識 抜けすぎだよね〜 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ))
でも、「椿姫」って言うのは「高級コールガール」の女性のことでした。
その女性の名前は、ヴィオレッタ。
彼女は、非常に運の悪い・・・というか、人生の再チャレンジに失敗してしまった女性なのでした。
ヴィオレッタは、ブルジョアたちの集まるある日の夜会で、純情そうな青年と出会います。
その青年の名はアルフレッド。
その日、その青年から貰ったお花が「椿」だったんですねぇ〜
(私は、劇場の最後尾の席に座っていたもんで、本当に椿だったかどうかは分からなかったですがね・・・。'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`)'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、)
ちなみに、その日、ヴィオレッタはアルフレッドに告られます。
「1年前から好きだったお〜 (^ω^)」ってな感じで。
そして、しばらくして二人は同棲し始めます。
ヴィオレッタは、高級コールガールなわけですから、自分には金輪際、人並みの幸せなんて訪れないって思ってたようですから、よほど幸せだったんですねぇ。
何と、アルフレッドには内緒で自分の持ち物をセッセと売りさばき、ボンビーなアルフレッドに代わり、お金を工面していたのでした。
でも、そんな彼女の幸せも長くは続きませんでした。
彼女が自分の持ち物を売りさばいてお金を捻出していることが、アルフレッドにバレてしまうのです。
アルフレッドは、自分の面子を丸つぶれにされた格好になったので、急いで彼女の持ち物を取り返しにいきました。
そこへ、アルフレッドのパパが登場します。
(ここからが本格的な不幸の始まり)
「息子と別れてくれんかね?」
「あんたのせいで(アルフレッドの)妹が結婚できんのよ。( `,_ゝ´)」
こんなこと、今の世でも言われたらショックで10年ほど寝込みそうな感じなんですが、彼女も相当にショックだったようで・・・
「こんな幸せな生活が長く続くはずないと思ってた〜 (;´Д`)」
・・・とか言いながら、アルフレッドを置いて一人で出て行ってしまったのでした。
(しかも、パトロンだった「元彼の元へ戻る」とか言いながら)
そのようなわけで、ここからは怒涛の不幸が彼女に襲い掛かります。
(ヴィオレッタに降りかかった不幸のサマリー情報は↓)
* アルフレッドによる無視攻撃
* アルフレッドによる罵声&札束ブン投げ攻撃
* ヴィオレッタの結核が悪化して瀕死
結局、アルフレッドのパパがアルフレッドに真実を告げて、「実は、ボクが悪かった宣言」をしたので、アルフレッドとアルフレッドのパパはヴィオレッタに「ごめんなさい(´人`)」しに行くわけです。
でも、時すでに遅し。
可哀相なヴィオレッタは、「ボロ雑巾」のようになっちゃってました。
でも、アルフレッドと会うと生きる希望が沸いてきて、
「よし!これからは頑張って生きよう!!p(;‘∀‘)q」
・・・と思うわけですが、その直後にあっさりと脂肪。
ついに、幸せな人生を送ることなく死んでしまったのでした。
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