【暴騰】 その時原油に何が起こったか 【暴落】
原油価格や金価格が動くには、それなりの理由があります。
その理由を記録し次の相場に活かすことで、金ETFや原油ETFで儲けることができる可能性が高くなります。
(確実に儲けられるわけではないですが)
下の図は、TOPIXとロンドン原油と金価格についての比較チャートです。
比較基準日は03年の10月10日です。
(このページの内容は、チャートを見ながら適当に解釈した事柄を記載しただけですので、間違っていたらごめんなさい)
〜1999年 アジアの通貨危機でアジア諸国の需要が落ち込み、原油在庫がジャブジャブ。
1999年〜 OPEC減産開始。
2000年〜 OPEC増産開始。
2003年〜 イラク戦争
90年代に原油価格が上下したのは、金価格には影響が見られなかったので、原油の需要と供給が原因だったからかもしれません。
でも、2002年あたりからからは、金融緩和による景気の上昇で、景気がよくなると消費量が増えやすい原油が上昇したのだと思います。
(エネルギーをジャンジャン使う中国が本格的に盛り上がってきたのも、この頃からだと思います)
イラク戦争やアメリカの石油精製の施設の設備の老朽化などによる 『 原油の供給力 』 の低下だけでは、金価格までブルブル上げている説明が出来ないからです。
景気の過熱によるインフレを押さえ込む為に、金融引き締めが行われるようになってきましたが、それが効果を発揮し始めると、今後(2006年9月以降)原油・金・株などが大きく下落し始めるのかもしれません。
(もし仮に、90年代のレベルまで原油・金が調整されてしまうのだとすると、資源関連の下げはまだまだ始まったばかりなのかもです)
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