【多機能】スーパーチャートについて
カブドットコム証券のスーパーチャートはとても高機能なチャートです。
使用方法は簡単ですが、内容が非常に多岐にわたる為、しっかりと機能を把握しておかなければ、「宝の持ち腐れ」の状態になってしまいます。
スーパーチャートの良い点
指標やデータは決して万能ではありませんが、チャートとの併用により指標が万能ではないにしても、株式売買のリスクを緩和することは可能であるかと思います。
特に統計やデータなどの分析から、指標に反応して動いていて、非常に読みやすい銘柄などをみつけられるかと思いますので、そういった銘柄を中心に株式の売買をしていくことで、勘や曖昧な経験による売買よりも成果を上げやすくなる可能性が高くなるのだと思います。
また、金や原油(ロンドン)や金利や日経平均などなどとの比較検討も出来ますので、金や原油などの相場に影響されやすいと言われる銘柄など、この比較機能を使って検討してみるのも良いかもしれません。
こういうのは、使っていくうちにスルメや玄米のように色々と味わいが出てきますので、カブドットコム証券に口座をお持ちでスーパーチャートをご利用になっておられる方も、色々とトライしてみるのも面白いかもしれません。
スーパーチャートの「V」ボタンについて
「V」ボタンをクリックすると、スーパーチャートから銘柄の買いシグナルを簡単に表示できるわけなのですが、中には買いシグナルがうんと早く表示されていたり、売りシグナルがうんと早く表示されてしまっている場合もあります。そこでまた、その理由を考えます。
通常の相場では、指標がよく効いていて、シグナルどおりに動くのに、ココでは何故・・・?
こういうのを考えると、案外、日経やTOPIXの下げに連動して、普段よりも大きく下げてしまっている場合があったり、何か偶発的なニュースが飛び込んできている場合が多いのです。
そのため、買いシグナルが出ても買うのは要注意の月や、買うのは控えた方が良さそうな事態にたいしての大まかな心構えが出来ると言うわけなのです。
スーパーチャートを使おう −トレンド線をつける
スーパーチャートでは、トレンド線をつけられます。ちなみに↓の画面は、トレンド線をつけたものです。オレンジの線と紫の線がトレンドラインです。
このトレンドラインを引くと、トレンドの把握をしやすくなります。
スーパーチャートを使おう −チャート変更
基本チャートには、ロウソク足・折れ線・新足値・時系列新足値・カギ足・ポイントアンドフィギュア・逆ウォッチ曲線・騰落価格・騰落率などがあります。基本チャート/オプションには、移動平均・一目均衡・一目均衡(時間論・基本数値)・回帰トレンド・フィボナッチ・ボリンジャーバンド・パラボリック・エンベロープ・ピボット・ピークボトム表示などがあります。
追加チャートには、売買高+信用残・売買高+移動平均・売買代金+移動平均・RSI・ストキャスティクス・スローストキャスティクス・サイコロジカルライン・MACD・クウォンツスコア(テクニカル推移)RCI・ボリュームレシオ・DMI・強弱レシオ・モメンタム・ROC・レシオケーター・PERがあります。
【スーパーチャートについてもう少し語る】
私はあまり使わないのですが、フィボナッチは結構いいカンジです。
(チャートの設定は画面左上の「チャート選択」ボタンを押せば設定画面に移動できます)
3/2押しだとか、2/1押しだとか、そういうのをちゃんと表示してくれています。
こういうのって目分量で何となく・・・という感じで適当にやっていたのですが、このフィボナッチを使えば、一発で表示してくれます。
あと、各銘柄ごとにPERのグラフが見れるというのは、個人的には非常に嬉しかったりします。PERは、来期に予想される業績によって変化するものですので、ガクッとPERが上下するのを見ると、その理由を考えることが出来たりして、面白いかと思います。
さらに、PERが上下することで、株価にも影響している場合が多いですので、PERがガクッと下がれば、積極的に買い向かって見たいような気にもなりますし、PERが大きく上がっておれば、弱気な相場になるかも・・・という予測が少なからずたつわけです。
広告