【ちょっぴり】 配当について 【たっぷり】
株を持っていると、毎年1〜2回配当をもらえます。
もらえるはずです・・・多分。
・・・というのも、会社の業績が悪くて、配当どころじゃないヨ!という会社は、配当を出せないからです。ですので、他の会社が配当を出しているときに、配当無しと言う悲しいことにもなりかねないわけです。
その為、配当でお小遣い程度は手に入れたい・・・と思われる方は、配当の出る企業の株を買わなければならないのです。
日本での配当に比べて、アメリカの配当の金額は高めです。
為替リスクが無ければアメリカの株に投資しておいて、数年間配当目当ての塩漬けというのもありかもしれないですが、日本では配当金はまだまだ低いですので、ついつい売買の利ざや狙いをしたくなるところです。
配当の高い株は・・・
配当の高い株を配当の出る直前に仕込もうと思っても、なかなか手が出せない場合があります。それは、配当が出るということで配当が出る直前には値が跳ね上がっているからです。ですので、配当をお得にGETしようとするならば、できる限り安くで仕込んでおく必要があります。
その為には、配当の出るだいぶ前に株を仕込んでおくことが大切です。
その株の年間の値動きを見れば、仕込み時がいつになるのかが分かるかと思いますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
出来れば、数年単位で見れるチャートでご覧頂くことをオススメします。
配当を受け取るには
配当を受け取るには、権利確定日までには株主として株券の受け渡しまでを終えていなければなりません。株の売買が約定したかと言って、すぐに株主になれるわけではないので、その点は注意です。
ですので、権利確定日の5営業日前までに、株主となる会社の株を購入しておく必要があるのです。5営業日前ですので、土日が入ると当然権利確定日までの日は長くなります。
しっかりとカレンダーをチェックして権利確定日を確認しましょう。
権利落ちとデイトレと差金決済
差金決済と言う売買方法があります。
これは、有価証券を手にすることなく、売買した金額の差額を受け取る(支払う)ことで決済する方法です。信用取引ではこの「差金決済」は認められているのですが、現物株では差金決済は認められていません。
この同一銘柄を一日に複数回売買することを規制した法律は、投機的な商いを規制することを目的にして作られた法律ですが、この法律があるために、同一銘柄を同一受渡日に現物株で売買するのであれば、新たなお金を用意しなければなりません。
差金決済として同一受け渡し日に同一銘柄で禁止されている取引
※ 資金余力がなく、↓の様な売買を同一受渡日に同一銘柄で行う場合
売却→買付→売却
買付→売却→買付
ですので、現物株取引で同一銘柄の売買を同一日に行う際には、十分な注意が必要なのですが、ここでちょっとした問題が起きてきます。権利落ちの翌日の扱いについてです。
通常は営業日が違うと受け渡し日も違うのですが、権利落ちの日の翌日だけは、権利落ちの日と同一の受渡日になってしまうので、差金決済について少々ややこしくなってしまうのです。
通常であれば、
差金決済として同一受け渡し日に同一銘柄で禁止されている取引
※ 資金余力がなく、↓の様な売買を同一受渡日に同一銘柄で行う場合
売却→買付→売却
買付→売却→買付
↑のような取引を行った場合に法令違反になるわけですが、権利落ちの日とその翌日は、日にち的には二日ありますが、その二日の間に↑のような取引を行うと、法令違反に引っかかってしまう恐れがあるのです。
差金決済に当たるような取引になってしまう場合に、ブロックがかかって売買できないようなシステムになっている「代金先払い」方式の証券会社でしたら、このようなことはないので安心ですが、「売買後払い」方式の証券会社の場合は、不足金の払い込み請求が来る可能性があるので、充分に注意が必要です。
【日本にもあった?】 高配当銘柄
日本にも配当が高めの銘柄はあるわけです。
ですので、配当狙いをされる方は、できる限り配当の高い銘柄を見つけることが肝心です。私はカブドットコムの銘柄検索ツール(株スコア)を利用することにしていますが、配当をお考えの方も、このようなツールを見つけられると宜しいかとおもいます。
次ページ
前ページ
広告