【塩漬け派の味方】 マネックス証券の貸し株サービス
貸株サービスとは、マネックス証券に塩漬け中(古漬け中)の株をマネックス証券に貸出し、マネックス証券が貸し出した株主に貸借料(貸株金利)を支払うサービスです。
貸し株サービスのメリットとしては、塩漬け中の株に貸借料が付くということです。
通常、塩漬けしている間は配当や優待しか受け取れませんが、このサービスを利用することで塩漬けしている間にも収入を得る可能性が高まります。
貸し株サービスの利点(メリット)
貸し株サービスを利用すると、以下のような利点(メリット)があります。
【配当金相当額を受け取ることができる】
マネックス証券に株を貸し付けている間は名義がマネックス証券に移る為、基本的に貸し出している本人には配当金の受け取りは出来ないことになっています。
ただし、マネックス証券の貸し株サービスを利用すれば「配当金相当額の受け取りが可能」ですので、配当を受け取るのと同じ事となります。
【貸出中でもいつでも売却・出庫ができる】
「貸し出し中に、株が値上がりしたので売ってしまいたいけど本当に売れる?」
これは貸し株サービスを利用するに当たって最も不安な部分かと思いますが、貸し株サービスを利用してマネックス証券に株を貸し出していてもいつでも売却や出庫ができますので、この点については心配は必要ないです。
【費用がかからない】
マネックス証券の貸し株サービスには費用がかかりません。
無料でサービスの利用が出来ますので、安心して利用できます。
貸し株サービスの注意点
貸し株サービスを利用するためには、いくつかの注意点があります。
サービスを利用するに当たっては、事前にこれらの注意時点を了承しておくことが大切です。
【「株主優待」や「株主総会での議決権」などの権利を受けとることができない】
貸株サービスを利用している間はマネックス証券に株を貸し付けていますので、その間は基本的には株主優待やその他の権利を受け取れません。
ただし、「株主優待自動取得サービス」を利用するか、一定期間貸株残高から外す指示をすることで
「株主優待」や「株主総会での議決権」などの権利を受けとることは可能です。
【貸出した株式は、分別管理や投資者保護基金の保護対象とならない】
貸し出しをしてしまうと、分別管理や投資者保護基金の保護対象になりませんので、マネックス証券の信用リスクをそのまま受けることになります。
一言で言うと、マネックス証券の倒産などの事態があった場合、株もお金も返ってこないということになります。
【貸株金利は「その他雑所得」に当たる】
貸株料は、「利子所得」「配当所得」「譲渡所得」のいずれにも当てはまらないので、「その他雑所得」に当たります。そのため、所得から差し引かれる控除などは受けられないこととなります。
また、課税についても、その他の所得と合わせて課税される「総合課税」となります。
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