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【下げが加速?】 日経平均先物の罠

日経平均が、朝方はモチモチしていたのに、前場の終了間近や後場が始まってしばらくすると急激に下げ始めることがあります。こういった際にQuickのニュースに、「先物に仕掛けてきな大口の売りが散発的に入り、先物が下落・・・」という文言が出る場合があります。
こういった時には、大抵は日経平均は下げてしまいます。
それはなぜかと言うと、先物に大口の売りが入り先物が下がり始めると、裁定取り引き解消の売りが出ます。このことで日経平均採用銘柄を中心に現物の株が下がり始めます。ここで、現物の株が大幅に下がり始めると今度は、損失をヘッジするための先物の売りが機関投資家などから入り、さらに先物が下がります。こうなると、さらに裁定取引解消に拍車がかかります。しかも、デイトレの人々は先物の下げを見て現物株の売りを仕掛けてきますので、さらに現物株が下がります。
このように先物に仕掛けてきな売りが入ると非常に現物株が下げやすいわけですが、こういう場合、一番苦境に立たされるのは信用取引を行っている人々かと思います。
現物株がある程度以上下げてしまうと、証拠金の維持率が下がってしまい、追証で投売りさせられてしまいます。そのため、相場の天井後の大幅な下落時期や、投売りが始まるセリングクライマックスの時や、セリングクライマックス前後の下げやすい時期などに、信用で株を買う場合には充分な注意が必要かと思います。
サラリーマンなどをされていてザラ場を見れないにもかかわらず、相場が大幅に下落することが予想される場合に信用取引をしている方は、逆指値やツイン指値(逆指値やツイン指値はマネックス証券カブドットコム証券楽天証券などの証券会社で対応しています)などを使用して、損失を限定できるようにしておいた方が良いかと思います。
デイトレをされている方は、↑のような先物主導の下げの場合に空売りで一儲けできるチャンスが来るかもしれませんが、あくまでもこのページのお話は一般的な相場のお話です。
先物の仕掛け的な売りが入っても、先物がその後ドテン上げをしてしまうかもしれないですし、相場の先高感がある場合などは先物の下げを跳ね除けて現物株が上げて、それにつられて先物も上げるというケースもあるようですので、デイトレをされる場合は、中・短期トレードをする場合よりも、さらに注意が必要かと思います。
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