2008年 5月 の「火消し」

2008年 05月 02日 (金)

FRB・世界の中央銀行と協調して資金供給を拡大

* 欧州中央銀行・スイス国立銀行
* 金融市場の混乱を改善
* FRB→ECBへのドル資金融通枠   500億ドル
* FRB→スイス中銀へのドル資金融通枠 120億ドル


FRB・入札式資金供給規模を拡大

* 証券貸出制度の担保の範囲を拡大
* 500億ドル→750億ドル


ホーム・デポ・国内出店予定・50店の計画を撤回

* 住宅市場の低迷によるインテリア用品の販売不振
* 人員整理を平行して行う


2008年 05月 06日 (火)

オーストラリア・政策金利を据え置き(7.25%)


2008年 05月 07日 (水)

イギリス・イングランド銀行・政策金利を据え置き(年利 5.0%)
* インフレ懸念


ヨーロッパ・ユーロ圏15カ国(ECB)・政策金利を据え置き(年利 4%)

* インフレ懸念


韓国・韓国銀行・政策金利を据え置き(年 5%)

* 通貨(ウォン)の下落
* インフレ懸念


2008年 05月 08日 (木)

シティグループ・20億ドルの優先株発行

* サブプライムローン関連損失により資本増強


ポールソン財務長官(AP通信)

* 金融市場の混乱は収束へ向かっている
* ベアー・スターンズの救済は正しい選択
* 住宅ローンの借り手救済・差し押さえ防止の法整備を期待


2008年 05月 09日 (金)

シティグループ・4000億ドルの資産を売却

* サブプライムローン問題による損失で事業再編
* コスト削減・不採算事業の整理
* 総資産の約2割を売却


GM・GMAC(金融関連会社)に対して7億5000万ドルの財務支援を検討

* サブプライムローン問題による損失
* 信用供与枠・35億ドルを与える
* GMとサーベラスが7億5000万ドルを保証


2008年 05月 13日 (火)

バーナンキFRB議長・資金供給の増加を検討

* 金融市場は正常な状態には遠い
* 証券化市場は致命的な状況
* 短期の資金調達への圧力は強い


2008年 05月 14日 (水)

アメリカ・戦略石油備蓄の積み増し停止法案可決

* 7万バレル/日の戦略石油備蓄の積み増し停止


日米・対米ガソリン輸出を促進

* 日本の石油精製能力は余剰ぎみ
* アメリカ側 エネルギー省・エクソンモービルなど
* 日本側   経済産業省・新日石・出光興産など


2008年 05月 15日 (木)

NY連銀・公開市場操作・402億5000万ドルの資金供給

* 金融市場の混乱拡大回避


2008年 05月 16日 (金)

アメリカ・ポールソン財務長官「過剰在庫調整は進展」

* 「住宅市場の徐々に回復」
* 「住宅市場は最大のリスク」
* 「追加的住宅対策を検討」


2008年 05月 20日 (火)

コーンFRB副議長

* 「現行の金融政策は正しい」
* 「利下げとドル安の食料・商品価格の高騰に及ぼした影響は軽微」
* 「2009年には一時的に経済が上昇」
* 「予想以上の住宅価格の下落で景気鈍化」


2008年 05月 21日 (木)

UBS・ブラックロックに資産売却

* 投資資産(不動産関連市場) 150億ドル
* サブプライムローン問題による巨額の損失計上
* 売却対象:サブプライム関連証券・オルトA関連証券・プライム証券


2008年 05月 26日 (月)

アメリカ・ロワリー財務省次官補

* 「アメリカの金融危機の終わりは近い」
* 「サブプライム関連損失は3000億ドル」
* 「金融機関は2000億ドルの資本調達・政府は景気刺激策や流動性を供給」


2008年 05月 29日 (木)

ベアー・スターンズ・JPモルガンへの会社売却を承認

* JPモルガンの買取株価の引き上げ(10ドル)


2008年 05月 30日 (金)

野村HD・欧州で企業再生ファンド設立

* 規模 21億ユーロ(3400億円)
* サブプライムローン問題による経営不振企業の資産を安価で買い取り転売する
* 野村HD自身・ヨーロッパ・中東・日本などの投資家から資金調達

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