2008年 1月 の「警戒」
2008年 01月 03日 (木)
アメリカ・大統領報道官「原油高は家計や中小企業に打撃を与える」と述べる
* アメリカ景気の下振れ要因と警戒
* 戦略石油備蓄の放出を否定
2008年 01月 04日 (金)
ブッシュ大統領発言
* 「総合的な景気対策を検討」
* 「戦略石油備蓄(SPR)は使わない」
2008年 01月 07日 (月)
アメリカ・2007年・NYダウ・騰落率 2.6%上昇
アメリカ・2007年・ラッセル2000・騰落率 8.4%下落
* 国内の景気に左右されやすい中小企業中心のラッセル2000指数は下落
中国・貧富の格差が拡大
* 食品の値上がりで低所得者層に不公平感
2008年 01月 08日 (火)
FRB理事会・11―12月・議事録
* 公定歩合の引き下げで意見が対立
* 7行 0.25%の利下げ
* 3行 0.5%の利下げ
* 2行 据え置き
主要国・中央銀行総裁会議
* サブプライムローン問題・原油高騰・インフレなどを注視
* 主要国・中銀の緊密な連携を確認
東南アジア・インフレ懸念拡大
* 自国通貨高政策へ軌道修正の可能性あり(輸出低迷の可能性あり)
2008年 01月 09日 (水)
アメリカ・年内に景気後退(リセッション)入りの見通し
(ゴールドマン・サックスの予想)
世界・2008年・実質GDP 3.4%
* 2007年 3.7%(実績見込み)
* 全ての国の実質GDPが小幅下落の見込み
* アメリカの住宅バブル崩壊による金融危機で、世界の金融市場に不透明感
* アメリカ景気のさらなる減速で世界貿易が減退
* 商品価格のブームが終わる
サルコジ大統領 外資によるTOB防止のための基金を新設
* エネルギー企業の株式を取得し、拒否権を確保
IEA事務局長 戦略備蓄の取り崩しを検討しない
* 産油国に増産を要請
2008年 01月 10日 (木)
バーナンキFRB議長
* 状況次第では大きな利下げも辞さない姿勢を示す
日本・日銀副総裁
* 緩和的な金利を調整
* 景気減速でも利下げせず
* 生産、所得、支出の好循環が一時的に弱まっているだけ
2008年 01月 11日 (金)
日本・日銀・景気の下振れリスクを検証
* 10月末の経済・物価情勢の展望リポートをよりきめ細かく分析
2008年 01月 15日 (火)
日本・日銀・福井俊彦総裁
* 国内景気は住宅投資の落ち込みで当面は減速が、緩やかに拡大
* 経済・物価情勢を点検しながら適切に運営
* 国際商品市況の高騰
* アメリカ経済の下振れリスク
* サブプライムローン問題が長期化
* 国際金融資本市場が不安定な状態が続いている
2008年 01月 16日 (水)
中国・国家開発銀行・シティグループへの出資を中止
* CDBはシティへの出資について覚書に署名
* サブプライム問題への警戒感
* シティグループの損失懸念
S&P・シティグループの長期債務格付けを1段階引き下げ
* シティグループの巨額損失の計上
* ダブルA→ダブルAマイナス
FRB・アメリカ経済は緩やかに拡大したが減速
* 個人消費・雇用の鈍化
* 景気の減速感強まった
日本・金融担当相 邦銀のサブプライムローン関連損失は増えている
* 日本の金融システムに大ダメージを与える状況ではない
タイ・政策金利 3.25% 据え置き
中国・預金準備率 0.5%引き上げ(15.0%)
2008年 01月 17日 (木)
欧州委員会・報告書
*金融市場の混乱がEUやユーロ圏の経済に間接的に影響
*秋の予測より世界経済が減速
*信頼回復されていない
日本・格付け会社の指定の有効期間を短縮
* 2年間→1年間
* サブプライムローン問題での格付け会社への批判
* 国際的な規制導入議論
2008年 01月 18日 (金)
モノライン大手 アムバックの格付け
* 資本増強策の撤回
* アムバックの保証していた債券・証券化商品も格下げ
* 金融市場の混乱の可能性あり
2008年 01月 21日 (月)
日本・「リスク対応参事官」を新設
* 金融・資本市場の動向を分析
2008年 01月 22日 (火)
アムバックFGの保証している地方債・証券化商品を格下げ
* 地方債の投資に影響大
社債の損失保証料が急騰
* モノラインの格下げ
ユーロ圏15カ国・成長鈍化を警戒
* アメリカの景気減速
* 株価下落
* サブプライムローン問題
* 金融市場の早期安定策
中国・中国銀行のサブプライムローン関連損失を否定
* サブプライム関連の損失を計上しても増益
日本・日銀・微妙な局面との認識を示す
* 世界同時株安が逆資産効果・ネガティブな影響を及ぼす可能性あり
* 国内経済は足元が減速しているが、成長を続ける
* 段階的な利上げの金融政策に変わりはない
日本・2007年度GDP予測を下方修正(1.8%)
* 住宅投資の減少
* 資源高による収益悪化
* 世界同時株安
* 海外の景気減速懸念
日本・閣僚から関係国と連携して対応する必要あり
2008年 01月 23日 (水)
ニュージーランド準備銀行・政策金利を8.25%据え置き
日本・国内金融機関の証券化商品保有額・評価損益を調査
* 2008年1月末まで
* サブプライムローン問題の影響を調査
2008年 01月 24日 (木)
欧州中央銀行・トリシェ総裁
* 物価上昇への警戒姿勢を維持
2008年 01月 25日 (金)
日本・2007年10―12月期・GDP
* 前期比 0.4%増
* 住宅建設の減少
* 輸出の減少
* 今後は資源高・食料価格の上昇で前年同月比・1%上昇が続く見込み
2008年 01月 28日 (月)
ブッシュ大統領・一般教書演説
* アメリカの景気「不透明な時期・短期的に成長が鈍化・将来に懸念」
* 緊急景気対策法案の早期成立を求める
モノライン(金融保証会社)格下げで1430億ドルの増資が必要
2008年 01月 29日 (火)
アメリカ・政府系ファンドの行動規範作成予定
* 政府系ファンドの透明性を高める
* 政府系ファンドの拡大を警戒
ブッシュ大統領・イヤーマーク予算(利益誘導型の予算)を半減するよう指示
* 財政再建への意思表示
* イヤーマーク予算を半分に減らさないと、拒否権を発動
2008年 01月 30日 (水)
インド中央銀行・政策金利を7.75%に据え置き
* 景気減速懸念
2008年 01月 31日 (木)
FGIC(モノライン大手)の格付けを引き下げ(フィッチ)
* 信用保証した証券化商品の下落
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