2007年 11月 19日 （月）　−2007年 世界同時株安の記録−

指標

アメリカ・11月・住宅市場指数・前月比 0 (横ばい)

アメリカ・9月・対米証券投資

* 外国人 約2兆9040億円 買い越し(8月は売り越し)
* 市場予想　715億ドル
* 民間　268億ドル買い越し
* 政府　285億ドル買い越し
* アメリカ人による外国証券投資　290億ドル(流出額)

アメリカ・実質経済成長率　前期比　1.0ポイント下方修正（9月予想）

* 2007年　前年比　2.1％
* 7―9月期　　前期比　3.9％
* 10―12月期　前期比　1.5％(予想)
* 2008年　前年比　2.5％(予想)
* 2008年　1―3月期　　実質経済成長率　2.1％(予想)
* 2008年　10―12月期　実質経済成長率　3.0％(予想)
* 07年　消費者物価　2.8％(予想)
* 08年　消費者物価　2.5％(予想)

日本・2007年　実質ＧＤＰ　前年度比1.5％増
日本・2007年　名目ＧＤＰ　前年度比11.1％増

* 実質ＧＤＰ　-0.3ポイント（9月予想から下方修正）
* 名目ＧＤＰ　-0.6ポイント（9月予想から下方修正）
* 住宅投資の大幅減
* 設備投資の鈍化

日本・2007年冬・ボーナス　1人当たり支給額　前年比0.86％増（5年連続プラス）

* 伸び率が鈍化
* 団塊世代の大量退職

決算

日本・三井住友FG 中間純利益30％減

* サブプライム関連の投資　320億円の損失処理
（08年3月期 サブプライム関連の損失 870億円)
* ＯＭＣカードの株価下落　440億円の減損処理

警戒

Ｇ20（日米欧と新興国）・財務相・中央銀行総裁会議

* より柔軟な為替変動を容認
* 金融市場混乱・資源高でインフレで景気減速リスクが増大

ＯＰＥＣ・財務相会合・ドル安について協議

* 収入の実質的な減少
* ドル建て資産の価値低下
* 通貨バスケット（複数通貨での運用）採用検討の可能性あり

債券

米国債価格は急上昇

* 信用不安
* アメリカ市場の大幅下落
* クレジット市場の逼迫間
* 住宅指標の悪化
* 2年債　 3.12％
* 10年債　4.04％

為替

ヨーロッパ・アメリカ市場の下落を受け、円相場は大幅反発。

* ゴールドマン・サックスによるシティグループの投資判断の引き下げ

日本市場

日経平均・TOPIX共に３日続落（年初来安値を更新）

* 景気減速懸念
* 個人投資家からも見切り売り
* 売買代金は10月23日以来の低水準

アジア市場

上海市場は３日続落。

* 金融の追加引き締め策を警戒
（ウォールストリートジャーナル紙が、中国当局が国内の銀行に対して、融資を凍結するよう指示」との報道を嫌気）

シンガポール市場は3日続落。

* 7―9月期・実質ＧＤＰ・改定値の下方修正を嫌気
* アジア市場の下落

ヨーロッパ市場

ロンドン市場は大幅続落。

* 銀行株に売り
* アメリカ市場の下落
* ゴールドマン・サックスによるシティグループの投資判断の引き下げ

アメリカ市場

アメリカ市場は大幅続落。

* 1万3000ドル割れ
* 米景気減速懸念
* 住宅指標の悪化
* ゴールドマン・サックスによるシティグループの投資判断の引き下げ

<<　前の日　　次の日　>>