2007年 10月 の「指標」

2007年 10月 31日 (水)

日本・2007年・実質経済成長率 1.8%(今年4月予想より下振れ)
日本・2008年・実質経済成長率 2.1%(予測)


日本・9月・新設住宅着工戸数の落ち込み幅が過去最大

* 9月・前年同月比 44.0%減
* 8月・前年同月比 43.3%減
* 7月・前年同月比 23.4%減
* 建築確認審査を厳しくした影響
* 持ち家住宅 -21.6%
* 分譲住宅 -55.6%
* 貸家 -51.3%


アメリカ・7―9月期・実質GDP(速報値)前期比 3.9%増

* 市場予想 3.1%


2007年 10月 30日 (火)

日本・9月・完全失業率悪化(4.0%)

* 前月比 +0.2ポイント
* 女性の失業(リストラ)が増える


日本・9月・消費支出 3.2%増

* 前年同月比3.2%増加
* 飲料などの夏物の飲食物の支出が増加
* エアコンなどの家電支出が増加
* 秋物衣料の支出は減小


日本・9月・景気一致指数 50%超

* 先行指数は50%を下回る可能性が高い


アメリカ・ガソリン(レギュラー)平均小売価格

* 前週比 1.7%上昇
* 前年同期比 29.5%増


2007年 10月 29日 (月)

世界半導体売り上げ・9月 前年同月比 +5.9%
消費者向け(携帯電話・パソコンなど)の半導体需要が堅調。
アメリカ以外の地域での売り上げが好調だった。


パキスタン・2007年度 7.2%成長
(原油・食料品の高騰などが不安要因)


2007年 10月 25日 (木)

アメリカ・9月・新築一戸建て住宅販売件数

* 前月比 4.8%増(77万戸)
* 前年同月比 23.3%減
* 市場予測 77万5000戸
* 2カ月ぶりに増加
* 8月の速報値は下方修正 79万5000戸→73万5000戸 
* 西部 前月比 37.7%増
* 中西部 前月比 19.5%減
* 北東部 前月比 6.6%減


アメリカ・9月・耐久財受注

* 前月比 1.7%減
* 市場予想 1.5%増
* 2カ月連続マイナス
* 輸送機器(全体) -6.3%
* 航空機・部品(民間) +18.2%
* 航空機・部品(国防関連) -37.3%
* 自動車・部品 -2.9%
* コンピューター関連 -1.4%
* 電子機器関連 -0.4%


アメリカ・9月・新規失業保険申請件数 33.1万件

* 市場予想 32万件


主要国・農業補助

* 06年・農業の補助総額 前年比4.7%減
* 各国政府による保護策の見直し
* 農作物市況の回復


日本・9月・全国の消費者物価指数

* 生鮮食品を除く総合 100.3(前年同月比 -0.1%)
* 生鮮食品を含む総合 100.6(前年同月比 -0.2%)
* 8カ月連続下落
* 家具・家事用品(前年同月比 -1.7%)


2007年 10月 24日 (水)

アメリカ・9月・住宅ローン申請は横ばい

* 金利低下でも住宅ローン申請は伸びない
* 金融機関の融資基準が引き締められているため


アメリカ・9月・中古住宅販売は大幅減

* 統計開始の99年から最低水準
* 7カ月連続減少
* 北東部 前月比10.0%減
* 西部 9.9%減
* 中西部 7.0%減
* 南部 6.0%減


日本・9月・貿易黒字 62.7%増

* 45.7%増(07年度上期)
* 輸入 前年同期比 8.1%増
* 輸出 前年同期比 11.9%増


2007年 10月 17日 (水)

アメリカ・9月・住宅着工件数 119万1000戸

* 前年同月比 30.8%減
* 前月比 10.2%減少
* 市場予測 約128万戸を大幅に下回る
* 1993年3月以来、14年半ぶりの低水準
* 一戸建て住宅 1.7%減(14年半ぶりの低水準)
* 北東部 前月比45.4%増
* 中西部 28.4%減
* 南部  11.7%減
* 西部  10.1%減


アメリカ・9月・消費者物価指数 208.490

* 前月比 0.3%上昇
* 前年同月比 2.8%上昇した。
* 市場予想 0.2%上昇を上回る
* エネルギー価格の上昇が影響(ガソリンの値上がり)


アメリカ・8月・対米証券投資

* 1998年8月以来、9年ぶりに流出(ロシア危機)
* サブプライム問題に端を発した金融の信用収縮が影響


指標

アメリカ・9月・鉱工業生産指数 0.1%の上昇

* 市場予想通り
* 公益事業の生産指数 前月比-0.1%
* 鉱業 +0.2%
* 製造業 +0.1%


イギリス・9月・消費者物価は前年同月比1.8%上昇


2007年 10月 16日 (火)

ポールソン米財務長官は、サブプライム問題について「アメリカ経済にとって現在最も深刻なリスクだ」と指摘。


FRBのバーナンキ議長は金融不安の沈静化にはまだ時間がかかる上、悪化する可能性もあると述べる。今後の状況次第では追加利下げを検討する考えも示唆。


2007年 10月 15日 (月)

日本・8月・鉱工業生産指数 3.5%上昇

* 過去最高を更新


2007年 10月 12日 (金)

中国・1―9月貿易黒字は過去最高

* 輸出 27.1%増
* 輸入 19.1%増


アメリカ・9月・大手小売り売上高 +1.7%

* 5カ月ぶりの低い伸び


アメリカ・7―9月期・主要500社の純利益 前年同期比0.1%減

* 5年半ぶりの減少


アメリカ・9月・卸売物価指数は167.4(前月比1.1%上昇)

* エネルギー価格の高騰
* エネルギーと食品を除くコア指数は0.1%の上昇
* 9月の上昇率は市場予測 0.5%を上回る
* ガソリンが8.4%値上がり
* エネルギーは4.1%上昇
* 食品は1.5%上昇
* 卸売物価全体が4.4%上昇(前年同月比)
* コア指数が2.0%上昇(前年同月比)


2007年 10月 11日 (木)

アメリカ・8月・貿易赤字は前月比 -2.4%(前年同期比 -8.8%)

* 市場予測より大幅に低下。
* 貿易赤字の縮小は3カ月連続。
* 輸出増+輸入の低迷


2007年 10月 10日 (水)

IMF・アメリカの成長率 2.8% → 1.9%(下方修正)
IMF・世界経済全体の成長率 5.2% → 4.8%(下方修正)
(サブプライムの焦げ付きの拡大)


日本・8月・機械受注 7.7%減(市場予測 6.1%減)


日本・8月・経常黒字 42%増

* 輸出好調
* 利子収入などの所得黒字の増加
* 所得黒字は貿易黒字を上回る(2カ月連続)


日本・9月・通貨供給量 1.7%増

* 預金通貨(普通預金) 0.4%減の311兆7000億円
* 準通貨(定期預金) 3.8%増の317兆9000億円
* 広義流動性(国債・投資信託) 4.1%増
* 投資信託 31.2%増


日本・9月・銀行貸出残高 0.6%増(20カ月連続増加)

* 都市銀行 0.7%減(205兆5438億円)
* 地方銀行 2.2%増(182兆6540億円)
* 民間銀行+信用金庫 0.6%増(450兆5768億円)


2007年 10月 09日 (火)

イギリスは、サブプライムローン問題に端を発する金融の信用収縮の影響で、来年の実質成長率の見通しを下げると発表。(-0.5ポイント 2.0―2.5%)
イギリスは、GDPに占める金融サービス業の比率が高いため。


2007年 10月 08日 (月)

世界の鉄鋼需要・08年度の予測は前年比6.8%増。


2007年 10月 05日 (金)

アメリカ・9月・非農業部門の雇用者数 前月比11万人増(市場予想10万人)
アメリカ・8月・非農業部門の雇用者数 大幅上方修正(8万9000人増加)


失業率(軍人以外) 4.7% (前月比 +0.1ポイント)
平均時給 17.57$ (前月比 +0.4% 前年同月比 +4.1%)


世界・株式市場の売買代金・8月 10兆3000億ドル(約1180兆円)

* 前年の2倍
* サブプライム問題による市場の混乱を受け、売買が膨らむ


日本・8月・景気動向指数(速報値) 83.3%
(景気合成指数も過去最高水準)


2007年 10月 01日 (月)

日本・2007年度上半期(4―9月)新車総販売台数 前年同期比 -8.1%

* 27年ぶりの低水準
* 06年度まで好調だった軽自動車も軟調
* 年度上半期の新車総販売台数が250万台を割り込むのは1980年以来。
* 2007年3月以降、縮小に歯止めがかからなくなってきた
* 軽自動車は4月以降前年割れ


日本・9月・業況判断指数(DI)

* 大企業製造業 横ばい
* 中小企業 悪化


日本・平均の現金給与総額(1人あたり)は、前年同月比 +0.1%増

* 所定外給与(残業代・1人あたり)は、前年同月比 +1.2%増
* (9カ月ぶりに前年同月比+)
* 基本給を示す所定内給与は0.1%減
* 従業員30人以上の企業の給与総額 +0.5%
* 従業員5―29人の企業の給与総額 -0.4%


アメリカ・9月・製造業景況感指数 前月比 -0.9ポイント(52.0)

* 市場予想(52.5)を下回る
* 3カ月連続で低下
* 新規受注・生産・輸出が不振
* 新規受注 53.2(前月比 -1.9ポイント)
* 生産 54.6(前月比 -1.5ポイント)
* 輸出 54.5(前月比 -2.5ポイント)
* 価格指数 59.0(前月比 -4.0ポイント)

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