2007年 9月 の「指標」

2007年 09月 27日 (木)

新規失業保険申請件数は1万5000人減

* 市場平均予想(5000人の増加)


アメリカ・8月・新築一戸建て住宅販売件数は前月比8.3%減
(年率換算・季節調整済み)

* 市場予測82万5000戸を大幅に下回る
* 2000年6月以来の低水準
* 前年同月比 21.2%減


アメリカ・4―6月期GDP 3.8%成長

* 8月末の改定値の成長率を0.2ポイント下方修正
* 1―3月期は0.6%
* 5.四半期ぶりの高い成長率
* 住宅投資 -11.6%から-11.8%に修正
* 輸出 7.6%増から7.5%増に修正
* 輸入 3.2%減から2.7%減に修正
* GDPデフレーターは+2.6%(改定値より-0.1ポイント)


日本・8月の建設機械出荷額は前年同月比16.0%増

* 59カ月連続で前年実績を上回る
* 輸出は25.2%増
* 対・北米は-28.1%
* 中近東などへ輸出が伸びた。
* 国内向けは2.0%増


日本・民間の平均給与 9年連続減少

* 2006年・1人当たりの年間平均給与 434万9000円
* 前年比 1万9000円減(-0.4%)
* 非正規社員の増加が原因
* 所得税は総額9兆8925億円(前年比+10.4%)(定率減税の縮減)


日本・現金給与総額 前年同月比1.7%減
(8カ月連続で前年同月割れ)


日本・特別給与は 前年同月比5.5%減
(非正規社員の増加が原因)


2007年 09月 26日 (水)

アメリカ・8月の耐久財受注は7カ月ぶり大幅減少

* 前月比 -4.9%
* 市場予想の平均 -3.5%
* 輸送機や産業機械などの不調
* 国防及び航空機を除く資本財の受注も0.7%減(民間設備投資の先行指数)


日本・法人企業統計が過去最高水準を記録

* 売上高(3.9%増)
* 経常利益(5.2%増)


2007年 09月 25日 (火)

アメリカ・9月・消費者信頼感指数 99.8

* 前月から低下
* 市場予想を下回る


アメリカ・8月・中古住宅販売件数(年率換算)は550万戸。

* 前月比 -4.3%
* 前年同月比 -12.8%
* 西部・前月比 -9.8%
* 中西部・前月比 -5.2%減となり
* 6カ月連続の減少
* 2002年8月以来、5年ぶりの低水準
* 市場予測とほぼ同じ
* 住宅市場の調整が長引いている


アメリカ・7月の住宅価格指数 -4.5% (前年同月比)

* 20都市の総合指数 -3.9%(前年同月比)
* 下落率は1991年以来の大きさ


アメリカ・金融機関の業績減速懸念

* 7―9月期の増益率は前年同期比 +2%
* 前期比 +8% から縮小する見通し
* サブプライムローン関連の損失発生や信用収縮に伴う銀行業務の不振


世界の外国為替取引規模が3兆ドルの大台へ。
3年前比べ約7割増。

日本・8月・貿易黒字7432億円

* 自動車の輸出が好調
* 前年同月比 約3.8倍


日本・大手3行の8月末個人向け投信残高は、過去最高の7兆9000億円
2007年3月〜8月末の5カ月間は +3%。


ドイツ・9月

企業景況感指数 104.2(前月比-1.6P)
現状判断指数 109.9(前月比-1.5P)
6カ月後の予測指数 98.7(前月比-1.7P)


2007年 09月 24日 (月)

IMFがサブプライムローンで金融機関などに
最大2000億ドルの損失をもたらす可能性があるとの試算を発表。
(バーナンキFRB議長の見積額の2倍)


株式相場の低迷で、ヘッジファンドの8月の運用成績は前月比3.2%低下。

* 2000年以降で最大の減少幅)
* 世界の他市場に比べて日本での運用成績は悪い
* ヘッジファンドの日本株離れが進む可能性あり


1―8月の中国広東省の玩具輸出額 26%増
(クリスマス向けの輸出は通常、8月までに完了)

* 米国が20%増
* EUが40%増
* 香港が2%増


日本・8月・企業向けサービス価格 1.0%上昇 (9カ月連続で上昇)


2007年 09月 21日 (金)

日本・8月・全国百貨店売上高 1.4%増


7月・全産業活動指数は107.1
(前月比-0.4%・すべての産業で低下)


2007年 09月 20日 (木)

アメリカ・8月の消費者物価指数は、207.917。
(エネルギー価格が低下したため。前月比-0.1%・10カ月ぶりの下落)

* エネルギーと食品を除くコア指数は0.2%上昇。
* 市場予測:消費者物価全体が横ばい
* 市場予測:コア指数が0.2%上昇
* 前年同月比(消費者物価全体):2.0%上昇
* 前年同月比(コア指数):2.1%上昇


7-9月の大企業景況判断指数:+6.2
(10―12月の予想値:+9.2 前期:-0.9)


2007年 09月 19日 (水)

アメリカ・8月・消費者物価指数 前月比0.1%下落
コア指数(エネルギーと食品を除く)は0.2%上昇

* 市場予測 消費者物価全体 0%
* 市場予測 コア指数 0.2%上昇
* 前年同月比 消費者物価全体 2.0%上昇
* 前年同月比 コア指数 2.1%上昇
* 8月・ガソリン価格   4.9%下落
* エネルギー価格全体 3.2%下落
* エネルギー価格の大幅な低下


アメリカ・8月・住宅着工件数、12年ぶり低水準

* 前月比:2.6%下落
* 2カ月連続の減少
* 市場予想にも届かず
* 12年2カ月ぶりの低い水準
* 一戸建て 7.1%減(前月比)
* 許可件数 5.9%減(95年6月以来の低水準)


日本・2007年・基準地価 2年連続で上昇

* 堅調なオフィスビル需要
* 投資マネーの流入を
* 地方 中核都市や有力観光地に地価上昇(地方全体では下落)
* 全国平均 全用途 0.5%下落(16年連続マイナス)
* 全国平均 商業地 1.0%上昇(16年ぶりに上昇)
* 全国平均 住宅地 0.7%の下落(下落率縮小)
* 3大都市圏の全用途平均が5.1%上昇(前年の0.9%から上昇)
* 東京都 全用途平均 12.4%の上昇
* 東京都 住宅地の上昇率 9.9%へ拡大
* 大阪・名古屋圏  全用途平均の上昇


2007年 09月 18日 (火)

アメリカ・卸売物価指数(PPI)が市場予想を大きく下回った。


2007年 09月 17日 (月)

米金融機関の7―9月期の増益率は前年同期比2%増。

* 利益予想値の同9%から大幅に下方修正
* サブプライムローン関連の損失や信用収縮での業務の不振
* 業績の減速警戒感が強まる


米・住宅ローン(家計)の債務残高は前期比べ7.3%増(年率換算)。
(住宅ローンの貸出基準が厳しくなっているのが主因)


ヘッジファンド8月の運用成績は、前月末比マイナス1.31%。
2006年5月以来の低水準。
(住宅ローン担保証券などの「低格付け債投資」が不振)


米・EトレードFは投資目的の住宅ローン債権や証券化商品で損失が発生。
同社は住宅ローン債権への投資事業から撤退する。


2007年 09月 11日 (火)

欧州委員会は2007年度のユーロ圏13カ国の実質成長率を2.5%に下方修正。

* フランス 成長率見通しは1.9%(5月から0.5ポイントの大幅な下方修正
* ドイツ  成長率見通しは2.4%(0.1ポイント下方修正)


アメリカの貿易赤字は2カ月連続で前月に比べ0.3%縮小。

* 7月の輸出は前月比2.7%増。(民間航空機・通信機器の輸出増)
* 7月の輸入は前月比1.8%増。(過去最大を更新)


日本・7月・機械受注 2カ月ぶり増加。

* 非製造業: 前月比19.4%増加
* 運輸業: 80.6%増加(船舶・車両等)
* 製造業: 10.8%増
* 電気機械: 34.4%増加(半導体製造装置等)
▼ 外需: 10.8%減
▼ 官公需: 35.5%減


中国・8月・貿易黒字 32%増。(過去2番目の高水準)


中国・8月・消費者物価指数(CPI) 前年同月比 6.5%上昇

* 食品類の8月の上昇率は18.2%
* トウモロコシがエタノール生産に回り、需給が逼迫したため


2007年 09月 14日 (金)

アメリカの8月の鉱工業生産は0.2%上昇

* 市場予測は0.3%
* 3カ月連続で上昇
* 公益事業は5.3%上昇(電力など)
* 製造業は0.3%低下
* 鉱業は0.6%低下


アメリカの4―6月期の農地価格は前年同期より11―12.5%上昇。

* エタノール需要拡大によるトウモロコシなどの値上がり
* 年金基金などが農地購入をし始めた
* 欧州や豪州での干ばつによる不作


アメリカの8月の小売売上高は3776億1500万ドル(約43兆円)

* 前月から0.3%増(市場予想は0.5%増)
* 前年同月比では3.7%増


アメリカの8月の売上高(自動車関連を除く)は前月から0.4%減

* マイナスは2カ月ぶり
* 2006年9月以来、11カ月ぶりの下落幅(1.0%減)
* 市場予想(0.2%増)を大きく下回る


アメリカの4―6月の経常収支は1907億9000万ドルの赤字。

* 市場予想の平均(1900億ドル)をわずかに上回る
* 前期より3.2%縮小


2007年 09月 13日 (木)

アメリカの新規失業保険申請件数が予想を下回った。


日本・9月・月例経済報告案 景気の基調判断を10カ月ぶりに下方修正。
個人消費と設備投資も下方修正。
米国経済への警戒感も示す。


エコノミストを対象に実施した調査で、36%が「今後1年以内に米景気が後退する」と回答。
(ウォールストリート・ジャーナル紙の調査)
8月の28%から8ポイント上昇。


中国の都市住民と農民の収入が2006年は3.28対1となり、05年の3.22対1に比べて格差が広がる。


2007年 09月 12日 (水)

世界銀行は中国の2007年・GDP成長率の予想を10.4%から11.3%に上方修正。


中国・8月・社会消費品小売総額(小売売上高) 前年同月に比べ17.1%増。
食品価格の高騰で前年同月比6.5%と約11年ぶりの高い上昇率が原因。

* 可処分所得の増加
* 株価上昇の効果
* 都市部が17.6%の増加
* 農村部が16.1%の増加


アメリカ・2007年・企業が負担する医療保険の保険料は前年に比べ6.1%増加する見込み。
物価の上昇(2.6%)や賃金等の上昇(3.7%)を上回る。

労働者数 医療保険に加入している企業の割合
* 3―9人 45%
* 3―199人 59%
* 200人以上 99%


全米不動産協会(NAR)は、2007年の住宅着工件数を137万戸と予測。

* 前回予測から6万戸下方修正)
* 前年に比べ23.9%減少し。(12年ぶりの低水準)
 (住宅ローンの貸し出し基準が厳しくなり、住宅販売を下押しする可能性があるため)

イギリス・8月・失業率 2.6%(英国基準速報値、季節調整済み)。

* 2005年4月以来の低水準)
* 月の平均賃金の上昇率は前年同月比3.8%。


2007年 09月 10日 (月)

日本・2007年・4―6月期・GDP改定値(実質) 前期比 0.3%減

* 年率換算 1.2%減
* 3・四半期ぶりのマイナス成長 (設備投資が不振)
* 内需: -0.3%
* 外需:   0.0%

企業年金、7―8月の運用利回り急低下。(4―8月でみると利回りがゼロ)


2007年 09月 07日 (金)

アメリカ・8月・雇用者数 前月比 -4000人

* 予想値 11万人増
* 4年ぶりに減少
* 失業率(軍人を除く)は4.6%
* 6月・雇用者数 12万6000人 → 6万9000人 下方修正
* 7月・雇用者数 9万2000人 → 6万8000人 下方修正


卸売売上高は3590億7200万ドル (前月比 0.1%増 予想値は0.5%増)

アメリカ・8月・小売業の売上高 前年同月比 2.9%増

* 高級百貨店が好調・ウォルマートも予想を上回る
* 住宅市場が減速している地域では消費不振


サブプライムローンの延滞比率は14.82%(前期比 1.05%増 5年ぶりの高い延滞率)
プライムローンの延滞比率は2.73%(前期比 1.05%増 5年ぶりの高い延滞率)
住宅ローン全体の延滞率は5.12%(前期比 0.15%増 5年ぶりの高い延滞率)


アメリカ・8月・非製造業景況感指数 55.8

* 新規受注・輸入は増加
* 雇用指数は51.7から47.9に急低下


2007年 09月 05日 (水)

アメリカ・8月・雇用者数 前月比 3万8000人増

* 2003年以来、約4年ぶりの低い伸び
* サービス業が8万7000人増
* 製造業は4万9000人減


アメリカ・7月・中古住宅販売仮契約指数 89.9

* 前月比 12.2%低下
* 前年同月比 16.1%低下
* 2001年以来、6年ぶりの低水準


2007年 09月 04日 (火)

アメリカ・8月・新車販売台数 前年同月比 0.6%減 (前年割れは3カ月連続、7月は2ケタ減)

* トヨタ 2.8%減 (トヨタ自動車は2カ月連続マイナス)
* フォード 15.1%減
* 米クライスラー 6.1%減
* GMは 6.2%増 (レンタカー会社などへの販売が約2割増加)


世界・7月・半導体売上高 2.2%増
( 現時点ではサブプライムローン問題の影響は、電子機器の消費には見られない)

* MPUの単価は約3%上昇
* NAND型フラッシュメモリーの単価は8%上昇
* DRAMは引き続き単価が下落


製造業景気指数 52.9

* 前月 53.8
* 3月以来の低水準


2007年 09月 03日 (月)

日本・全産業の経常利益 前年同期比 12.0%増

* 20期連続
* いざなぎ景気(1965―70年)の19期を超え過去最長

日本・全産業の設備投資 前年同期比 4.9%減
日本・8月・新車販売台数 前年同月比 1.9%減 (26カ月連続で減少)


2007年 09月 28日 (金)

日本・8月 新設住宅着工戸数 前年同月比 -43.3%(2カ月連続で減少)

持ち家 前年同月比 -31.0%(7カ月連続減少)
貸家 前年同月比 -46.6%(2カ月連続減少)
分譲 前年同月比 -52.0%(2カ月連続減少)

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