2007年 8月 の「火消し」

2007年 08月 31日 (金)

ブッシュ米大統領が米国のサブプライムローン問題の沈静化のため総合対策を発表。

* 臨時の減税措置
* 住宅ローンの延滞者の負担を軽減するため、住宅ローン保証制度の拡充
(サブプライムローンの延滞者に金利の低い固定型の住宅ローンへの借り換えを促し、担保物件の差し押さえを防ぐ民間住宅ローンの債務保証)


2007年 08月 30日 (水)

米の公定歩合融資残高は11億ドルに減少。
(22日時点の20億100万ドルより減少)

バークレイズ銀行がイングランド銀行の緊急融資を受けた。
(バークレイズ銀行は、20日にも緊急融資を受ける)


2007年 08月 27日 (月)

国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正することも含め、サブプライムローンの影響の分析を始める。


2007年 08月 23日 (木)

日銀は金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を賛成多数で決定。

バンク・オブ・アメリカが、資金繰り不安が伝えられていた住宅ローン最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルに20億ドルを出資すると発表。


2007年 08月 22日 (水)

欧州中央銀行(ECB)が400億ユーロの資金供給。
バーナンキ議長とポールソン米財務長官と米上院のドッド銀行住宅都市委員長が会談したが、新たな対応策はなかった。


2007年 08月 21日 (火)

バーナンキ議長が金融不安の回避に向けて万全の措置を講じる意向を表明。


2007年 08月 20日 (月)

日銀は、1兆円を短期市場に即日供給。
FRBが公定歩合引き下げを発表&短期金融市場への資金供給。


2007年 08月 17日 (金)

FRBは臨時のFOMCを開いて、FRBが公定歩合を0.5%引き下げて5.75%にすると発表。
公定歩合は形骸化しているので、市場への直接的な影響は小さい。

公定歩合での融資期間を30日まで延長・米FRBが緊急措置を発動。

* 通常は翌日に返済しなければならない
* 金融不安に歯止めをかけるため
* 資金繰りが悪化している金融機関向けの低利の資金提供


2007年 08月 10日 (金)

ECB(欧州中央銀行)は、金融市場の信用不安を沈静化させるため、約9兆8000億円の資金を短期金融市場に供給。アメリカ・FRBもニューヨーク連銀を通じ、合計 約4兆1000億円の資金を供給。

アメリカ・証券取引委員会(SEC)が国内の主要銀行のサブプライムローン関連の損失を算定するための調査に入った。


2007年 08月 09日 (木)

欧州中央銀行(ECB)が、サブプライムローンの信用不安の発生・拡大防止のため、欧州金融市場に約15兆4000億円を緊急供給。
(ECBによる大規模な緊急資金供給は2001年の米同時テロ以来)

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