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メンズ 苺

甘酸っぱくて香り高い苺。
まさしくフルーツの王様である。
そんな香り高い苺を、お金をかけずにお腹一杯食べたくて、苺栽培を決意。
早速、苺の苗を買ってきていそいそと畑に植え始めた。

苗はかの有名な「とよのか苺」の苗である。
市販のとよのか苺を食べたことがあるので、その美味しさは体験済み。
私は来るべき収穫の日を想い、胸躍らせた。

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するとどうだろう。
次から次へと花が咲いて、どんどんと実が付くではないか!

ふ・ふ・ふ、お腹いっぱいの苺も夢ではないな

私は苺の実を毎日うっとり眺めながら、大収穫の苺を妄想し、ニンマリした。
そして数日が過ぎ、苺がいよいよ赤く収穫できる段階になってきた。
その段階になって、私は苺のある異変に気が付いた。

そう、その異変とは・・・

苺が非常に毛深い事である。

苺全体からニョキニョキと毛が生えているのである。
苺とは女性をイメージさせる名前が多い事からも分かるように、ツヤツヤのプリンプリンが基本である。なのにどういうわけか、うちの苺たちは

どれも剛毛なんである。

苺に生えている毛が産毛ならまだ分かるのであるが、どうみてもうちの苺は

オヤジのすね毛状態なんである。

これでは今ひとつ食欲が沸かない。
しかし、私もこんなことでは負けまいと、その苺を食してみた。
すると悲しいことにその苺は、

イガイガなんである。

早くも私の苺栽培に暗雲が立ち込め始めた。
しかも、春が訪れ暖かくなるにつれて、別の問題も発生し始めた。
それは、虫の害である。
私が食べる前に、全ての苺をことごとく虫が苺を食べてしまうんである。

まさしく、虫のえさを栽培している状態である。

そこで私は対抗策として、熟れて赤くなる前の苺を収穫。
虫に食われてなるものかと、その緑の苺を摘み始めた。
しかし、その緑の苺は酸っぱく草の香り漂う苺だった。

こんなはずでは・・・

私は毛むくじゃらの緑の苺を前にしてこう呟いたのだった。
こうして私の苺栽培は終わりを告げたのだった。


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