当サイトをご覧になるには、ブラウザの設定でJavaScriptを有効にする必要があります。

【高金利】 金利差とキャリー・トレード 【低金利】

キャリートレードとは、できるだけ金利の低い国(スイスや日本など)で現地のお金(スイスフランや円など)を借り高金利の国高利回りの投資で運用し、金利差で儲ける取引のこと。


金利の低い国で借金
(日本やスイスなど)
   ↓
金利の高い国で借金して得たお金を運用
(東欧・中欧・トルコ・ロシアなどの新興国)
(債権を買ったり、高利回りのものに投資する)
   ↓
金利差で儲ける

スポンサーリンク

キャリー・トレードの影響

通貨安が発生

キャリー・トレードは、金利の安い国からお金を借り、金利の高い国の通貨に変換して運用するので、大量のキャリー・トレードが発生すると、資金の調達元になる 『 金利が低い国 』 通貨が安くなる。



海外で不動産ローンや不動産投資に使われる

金利が7%8%、時には10%近くにも達すると、住宅ローンは借り辛い
そんな時、スイスや日本などの低利子の先進国から借りてきたキャリー・トレードのお金を使えれば、住宅ローン金利をかなり安く抑えることができる。

こうして、キャリー・トレードとして借りられたスイスフランなどの低金利通貨の一部は、東欧諸国や中東やロシアなどの新興国の不動産投資に利用され、それらの新興国で住宅やビルが低金利で建設される手助けになっている。

世界的な好景気の時の高金利の国々では、できるだけ金利の支払いを安く上げるため、外貨建ての住宅ローン(スイスフランや円など)を組むのが流行りやすい。


外貨準備はキャリー・トレード?

Wikipedia円キャリー・トレードのページでは、実は外貨準備もキャリー・トレードだと書かれてあった。


円キャリー取引


もう一つの安定的なプレイヤーは国であり、外貨準備を通じた円のショートポジションを保有している。

確かに、日本やスイスのように、自国通貨が低金利で、しかも通貨の価値が高い場合、金利が高く通貨の価値の低い国の通貨に交換し、その国の国債を買っておけば、金利差でウハウハになる。


外貨準備とは

自国通貨で相手国の通貨を買い、そのお金で国債などの金利が付くものに投資し、いざという時のために保有中の資産。
(いざという時 = 極度の通貨安になった時、自国通貨買いの為替介入をするための資金)


しかし、市場から利子付きでお金を投資してもらって資金調達したり、銀行から融資を受けてキャリー・トレードをするのではなく、中央銀行(日銀やスイス国立銀行)が自分でせっせとお金を刷ってそれをそのまま外貨準備(為替介入で得たもの)に充てるのであれば、それは純粋なキャリー・トレードとは違うように思う。
(キャリー・トレードは内外金利差を利用して儲ける手段なので)

ただし、日銀が発行する 『 日銀券 』『 債務 』 として考えるのであれば、もしかしたら 『 キャリー・トレードに近い何か 』 にはなるのかもしれない。
(この件について何かありましたら、ブログにコメント頂けると幸いです)


日銀
よし、お札を刷りまくるぞー (`д´)ノ オー!
   ↓
日銀
刷ったお金で、円ドルの為替介入をしまくるぞー ( ゚∀゚)=3 ハフンハフン
   ↓
日銀
米ドル大量GETだぜーヾ(≧∀≦)ノ
   ↓
日銀
GETしたドルで米国債を山程買っちゃうもんね〜 ヘ(^д^ ヘ)
   ↓
日銀
こっちはお金刷りまくるだけで、利子の支払いもないのに、毎年、米国債の金利収入をGETできてウマウマー(^q^)


日本円やスイスフランがキャリー・トレードの調達通貨としてふさわしい理由

金利が低い国と言うのは非常に魅力的なので、金利が上昇しにくい = 万年デフレのスイスや日本のような国キャリー・トレードの標的になりやすい。



スイスや日本は物価が上昇しにくい

日本やスイスは物価が上がりにくいので、物価上昇を抑える効果のある金利アップの政策をとりにくい。


スイスや日本は金利が上昇しにくい

政策金利までマイナスになっており、通貨の調達がし易い
それどころか、金利のマイナス幅や分野が広がってきている。

よほどの天変地異でもない限り、将来的に金融引き締めする予定もなさそうなので、安心して借金できる。

通貨がある一定以上上昇しないため

※ スイスフランの無制限為替介入時
キャリー・トレードの最大のリスクは借金をした国の通貨の通貨高だが、ある一定以上の通貨高になると為替介入が入ることが確実な場合、安心してキャリー・トレードできる。

スイス国立銀行の無制限為替介入時のスイスフランの場合、対ユーロで上限が設定されたので、スイス国立銀行の無制限為替介入以降は、以前にも増して、キャリー・トレード用通貨として使われやすい状態になってしまった。


スポンサーリンク