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【世界】 資本主義の限界 【経済】

お金などの資本を持った人々が、サラリーマンなどの労働者を使ってより多くの利益を上げるために行動する経済体制を「資本主義」といいます。
「資本主義経済」の中で得られた利益や給料は私物化できるので、より豊かになりたいと願う人々は一生懸命に働いたり、どうすればより多く儲けられるのかを一生懸命考えます。

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この一生懸命に働いたり、一生懸命に考えるということが、資本主義社会で生活する人々の暮らしを、豊かで便利なものに変えてきました。
社会主義国や共産主義国はこの点が欠けていたので、人々は一生懸命に商品を開発したり、生産効率を上げて、より多くのものを生産できるように工夫したりすることを怠りました。

その結果社会主義国や共産主義国は、資本主義国との競争のあった軍需産業以外では、資本主義国に大きな遅れをとってしまったのでした。

このように、資本主義国は一見すると万能に見えます。
しかし、資本主義国にも限界があります。
その限界についてこのページでは書いてみたいと思います。


【いつまでも競争】 エンドレスな苦労

資本主義は、己の利益や富を個人個人が増やす権利を持っている経済体制ですので、みなさん物凄くがんばって働きます。そして様々な商品を開発しますし、よりたくさんのものを生産できるように頑張ります。しかし、この事がかえって資本主義国に住む人々の生活を苦しいものにしていることもあります。

例えば、A社は美味しいアイスクリームを販売していました。
その商品は多くの人に親しまれ、ヒットしました。
その商品は爆発的な利益をアイスクリームを作った人にもたらしました。

しかし、そんな幸せもつかの間。
あっという間に類似商品が発売されたのです。
そうなるともう、顧客の奪い合いです。

類似商品の方は後発だということもあって、値段を切り下げてアイスクリームを販売しました。
すると、ほとんど味が同じなので、類似品のアイスクリームにお客が殺到しました。
A社は売り上げが落ちてしましました。

そこで、宅配サービスなどの付加価値をつけて販売を始めたのですが、それも類似商品を製造している会社に真似されてしまいました。

その後もA社は様々なサービスを展開しますが、客の奪い合いの為に薄利のまま。
労多くして・・・の状態になってしまったのでした。
会社などで毎日ひたすら働いても、ほとんど稼ぎにならないのに、ヘッジファンドを利用してお金を増やすのはあっという間に増える・・・という皮肉な現象も多く見られます。

「資本主義」の直射日光の元で働くことは、非常にしんどいことです。
その中で大きな利益を上げ続けることは、もっとしんどいことです。
資本主義の末期の状態では、しばしば貧富の二極分化の状態が見られるそうですが、これは資本主義のもつ負の宿命のように思います。


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