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【貧乏が引き継がれる?】 教育と豊かさ

以前、「世界がもし100人の村だったら」というTVを観ました。
そこには、某・発展途上国に住むとても貧しい女の子が出ていました。

どうして、その女の子が激貧かというと、両親やご先祖のこさえた多額の借金があるからです。
こういった両親やご先祖さまのこさえた借金のカタに働かされる人々のことを、その国では「債務奴隷」というらしいですが、この「債務奴隷」、実はその国では禁止されているんだそうです。

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でも、紅茶の原料になる茶葉を収穫する摘み手として、今でもこの債務奴隷が利用されているんだそうで、なかなかこの制度がなくならない原因になってるんだそうです。(この放映の後は、紅茶を飲むたびに債務奴隷のことを思い出す罠)

ところで、この放映の時に私が気になったのは、貧しい女の子のお母さんへのインタビューでした。
「どのくらい借金があるんですか?」と、インタビューしたら、そのお母さん曰く・・・
「イッパイよ!イッパイ!たくさんあり過ぎて分からないわ!」
・・・とのこと。

でも、よくよくその番組を思い返してみると、お母さんも債務奴隷として学校にも行かずに小さい頃から働いていたそうですので、もしかすると、お母さんは読み書き計算が出来なくて、債務の額が把握できなかったのかもしれないです。


こう考えていくと、「貧乏が引き継がれる恐怖」というのものは、それはもう恐ろしいものであるように思います。
一旦債務奴隷になってしまうと、そこから抜け出せない恐怖。
それが子々孫々まで引き継がれてしまう恐怖。

せめて「読み・書き・計算」程度の知識があればこの地獄から抜け出せるんでしょうけど、借金があるために働かねばならず学校に行けないとなると、このアリ地獄から抜け出すのは容易ではないような気がします。

本来であれば、国がしっかりと児童の就労を取り締まり、さらに、債務奴隷になってしまっている人々は、債務免除を行えるように法整備して、ボランティア弁護士がそのサポートをし、「読み・書き・計算」の出来ない人々には無償で勉強できる機会を与え、義務教育は無料にして、最低賃金制度を導入すれば解決できるのだと思うのですが、それが出来ないあたりが「債務奴隷の存在する国」の悲しさなのかもしれません。

でも、上のようなこれらの対策(特に法律の整備だとか児童の就労を取り締まるのだとか)は、その国の人自身が対応すべきこととなっているので、こちらからとやかく言えないのが泣き所です。
(ODAのような形で資金援助とかは出来るのかもしれないですが、その国がどのような用途でそのお金を利用するのかについては口を出せないので、こういった点も、これらの問題の解決を難しくしている要因のような気がします)


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