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【金利はつらいよ】 有利子負債について

株を語る上で、会社の有利子負債の額は非常に重要な項目となります。
有利子負債が多ければ、リスクが大きくなるからです。
このページでは、有利子負債によるリスクについて考えてみたいと思います。

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有利子負債の怖さ

有利子負債はその利子に怖さがあります。
例えば、年に3%の金利が1000万円の有利子負債にあるとすれば、30万円の利子が付きます。
もし仮に期間内に利子を返せなければ、利子の支払いの為に新たに30万円の資金を借りて、利子の支払いに充てなければなりません。

まさに借金地獄です。利子の支払いで精一杯の、「自転車操業の企業」の持つ「有利子負債の利率」が上がったり、少しでも「会社の儲け」が減れば、利子を払うためのお金を、新たに借金をして調達しなければならないのです。

もしその資金の調達もままならなくなれば、一環の終わりです。
その会社には債務超過による倒産の運命が待ち構えています。


長期金利と有利子負債

10年物国債の金利は、長期金利の重要な指標として利用されています。
国債は国から発行された後、市場で自由に取引されていますが、自由に取引されるわけですから、国債の人気が上がれば値段が上がったり、国債の人気が下がれば値段が下がったりします。

国債が人気があり値段が上がれば、利子は安くても国債を買ってもらえます。
ところが、国債の人気が無くなって誰も国債を買ってくれなければ、国債の値段は下がってしまいます。そこで利子というおまけをつけて、より多くの人に買ってもらう必要があるわけです。

その国債のおまけの利子の値が、長期金利の重要な指標となっている・・・というわけです。
通常、国の経済が悪い状態の時には、株に投資すると株価が値下がりしてしまう可能性が高いため、債権などの安定した投資に資金が向かいがちになり、国債の値段が上がり、利子は安くなります。

ところが、景気が回復してきた場合には、債券よりも株に投資をした方が儲かるため、資金が株に向かいがちになるため、国債の値段は下がり利子は高くなっていきます。

またインフレ懸念があるときにも、国債の価格は下がりがちになり、利子の値段が上がります。
なぜならば、10年物国債は10年後の利子を考えて運用されているので、
「10年後に利子が上がっているだろうから利子が上がってから国債を買うべきじゃないか?」
・・・と、投資する側の人が思えば国債を買ってもらえなくなるからです。

ところで、このような形で長期金利の利子について決められているわけなのですが、この長期金利の利子が上がることで非常に困る会社があります。
それは有利子負債をたらふく仕込んでいる会社です。

ですので長期金利の動向、如いては10年物国債の動向は、有利子負債をたらふく持っている企業の株を売買されている方は、ぜひチェックしておいたほうがよいかと思われます。


有利子負債が多くても・・・

ココからは、管理人・塩漬け姉さんの妄想です。
間違いなどございましたら、ぜひご一報ください。

有利子負債が多くて利子が高くなっても、一部の企業は生き残るのではないかと思います。例えば、ハイパーインフレが起こったような場合です。

ハイパーインフレが起こると、通貨の価値が大幅に失われますので、有利子負債のたらふくある企業は、有利子負債の実質的な借金の価値は大きく目減りして、かえって借金をチャラに出来るのではないかと思うのです。ただ、この企業には条件があります。
電力株やJRなどの、公共性が高く、潰れたら困る企業であるということです。

この条件さえクリアーしていれば、有利子負債が多くても生き残ることが出来、さらにハイパーインフレが治まった暁には、企業価値も高まり万々歳であるかと思うのです。
そのようなわけで、現在、勉強をしながらひっそりとチャンスをうかがっています。


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