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【円高】 東日本大震災後の為替の動き 【円高】

震災前から円高の状態でしたが(円の高止まり)、震災後は円が急進(急激な円高)しました。
この状態は、G7協調介入まで続きましたが、協調介入後は元の円高水準まで円が下落しました。
(とは言っても、まだ円高ですが)

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円が急進した理由

このように、円が急進したのには以下のような理由がありました。


@ 保険会社が円を買った
保険会社が、保険金の支払いのために外貨建て資産を売り、円を買った為。

A 製造業が円を買った
製造業の会社が被災した工場を立て直したり修理するために、外貨建て資産を売って円を買った為。

B 脊髄反射的に投機家が買った
何か悪いことが起こると、脊髄反射的に円買いする投機家や投機筋が円を買った為。

C @とAで円買い需要UPと見た投機家が買った
@とAによる円買いを見越して円買いをした投機家が居た為

D ロスカットの円買いが出た
円売り外貨買いをしていた投機家(個人含む)がロスカットの円買いをした為。


円の急進に対する対策

円が他通貨に対してほぼ全面高になった為、G7による協調介入が行われました。
サブプライムショックの時の円の全面高の時とは違い、G7各国は協調介入をしました。


債務国と債権国の通貨

東日本大震災で日本が多額の国債発行が避けられない見通しであるのに円高になった理由の一つに、日本債権国(他所の国に大量のお金を貸してあげている国)であることがあります。

海外から大量の外貨を借りている債務国(他所の国から大量のお金を借りてしまっている国)であれば、長期金利の上昇やデフォルトリスクの上昇などで『通貨安』になりやすいですが、国内の預貯金で国債を消化しきれている上に、外国の債券を買う余裕すらある(と思われている)債権国は、大震災などの自然災害が起こっても通貨安になりにくいようです。

ちなみに、阪神大震災の時にもっとも円高になったのは『3ヵ月後』でしたが、阪神大震災時の為替の動向を参考にして、東日本大震災発生後すぐに円買いした投機家もいたようです。


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