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【昔は】 額面主義を語る 【良かった】

コチラのページは、はっぴいえんどさん方からのメールよりヒントを得て作成しました。
投資信託選びなどのご参考にしていただけましたら幸いです。

【額面って】 額面価格を知らない世代 【何?】

昔は「額面価格」というものがありました。
額面価格は、私が生まれる前くらいまではかなりの会社で採用されていました。
(年がバレる〜!(>_<) プギャー)

しかも、正式に額面価格を表示してはいけませんとの、お上からのお達しがあったのは私が株を始める前の平成13年ですから、私は額面価格についてはほとんど考える機会が無かったわけです。

また、ここ1〜2年ほどの間に株式市場に大量に流入してきた個人投資家の方々も、恐らく額面価格のことをほとんどご存知ないのではないかと思います。
額面価格や額面主義のことをほとんどご存知ない方にとっては、額面主義がどんなに投資家にとって有利であるかを知ると、過去に戻りたくなられる方もおられるのではないかと思います。

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【額面価格50円】 額面価格とは 【5円配当】

債券には額面がついています。
100円の債券であれば、満期日前には額面割れを起こしていても、満期日になれば100円を払い戻してもらえます。つまり、額面が表示されているということは額面価格を保証してもらえる「債券みたいなもの」なのです。

昔は、50円が額面価格でした。
額面価格は、各株券ごとにきっちりと記載されていました。
現在でも「額面割れ」などという言われ方をする場合がありますが、これはその当時の名残です。(現在では、額面価格や額面主義については完全に法律で禁止されてしまっておりますので、額面割れというのはあくまでも昔の名残です)


【これって】 額面主義の配当利率 【ウマ杉】

株券に額面価格がついていた頃は、配当利率は驚きの1割でした。
1割というと10%です。
1000万円の資金を株につぎ込んでいたとしたら、配当金は100万円です。

仮に、3000万円の資金を株につぎ込んでいたとするならば、年間配当が300万円ですので、働くこともなく、毎日遊んで暮らせていた・・・というわけです。(昔の3000万円ですから、日本人のなかでそれほどの資産を持っていた人々の数自体もかなり少なかったとは思われますが・・・)

これを現在の株式相場にそのまま持ってきたと仮定すると、「投機」に運用される資金の多くが、配当狙いの「長期投資」として運用されるのではないかと思えます。


【悲劇的】 額面主義から時価総額主義へ 【結末】

先ほども述べましたように、額面主義は配当の面でも、株価の面でも投資家にとってはかなり有利だったのですが、これは1970年代には下火になってしまいました。
それに伴い、時価主義が台頭してきました。

時価主義は、株価の価値を額面で捉えるのではなく、常に変動していく「時価」という形で捉える考え方です。これにより、配当も額面あたり1割配当ではなくなりました。
時価で換算されるようになったのです。

例えば、額面50円で発行されていた株が200円に値上がりしたとします。
すると配当金は据え置き価格の5円配当ですと、配当利率は2.5%になってしまいます。
これでは旨みが薄れてしまいます。

さらに増資をする際にも、既存の株主に優先的に時価よりも割安の価格で新株を得られる権利の無いような形での増資であれば、既存の株主に不利益が発生しやすくなります。

これでは踏んだり蹴ったりです。
私は、日本人の多くの方々が手持ち資金を株式で運用する際に、あたかも「投機」のように売買してしまう原因がここにもあるように思います。今から額面主義に舞い戻ることは出来ませんが、今の投機的な株式投資の原因を知る上では、額面価格や額面主義を考えることは非常に大切であるのではないかと思います。


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